教育[725]

学校説明会のマナーと見るべきポイント(先生・授業・教室・部活)

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執筆者:馬場 猛寿
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志望校を選ぶとき、どうしても偏差値や進学実績など、「学校案内」のデータだけで判断してしまいがちです。

また、お子様だけに決めさせると、「制服がかわいい」「校舎が新しくてキレイ」などのイメージや、「先輩が通っているから」「友だちも受けるから」といった消極的な理由で受験する学校を決めてしまうこともあります。

しかし、3年間通う学校をそのような理由だけで決めてしまうと、あとで後悔することになるかもしれません。

多くの学校では「学校説明会」「学校見学会」「部活体験」など、受験生とその保護者を対象として、その学校を知ってもらうための様々なイベントが行われています。

受験生には是非このような「説明会」「見学会」「部活体験」などに積極的に参加して、「自分に合う学校」を選んでいただきたいと思います。

そこで今回は「学校説明会」などのイベントに参加する際に「守りたいマナー」と「観察するべきポイント」をまとめました。

●守りたいマナー

(1) アポなし訪問はやめましょう

「学校説明会」は主催する学校によって、事前予約が必要な場合と、必要でない場合があります。予約が必要かどうかを必ずホームページ等で確認してから訪問してください。

また、「説明会」「見学会」以外のときでも、学校内を見学させてくれることもありますが、事前予約なしの訪問は忙しい先生方に迷惑がかかります。

「説明会」や「見学会」に予定が合わず、それ以外で訪問したい場合は、必ず事前に連絡し、予約をとってから訪問してください。

(2) 私語は慎みましょう

「学校見学会」では、実際の授業を見せてくれる学校もあります。その際、ママ友同士で行くと、ちょっと気づいたことを口に出して私語が始まることが多いようです。

受験生や保護者にとっては「見学会」というイベントですが、見学されている生徒や先生にとっては日常の大切な「授業時間」であることを忘れてはいけません。

また、廊下などで携帯電話で通話したり、大声で話をすることも授業の妨げになりますので絶対にやめましょう。「見学させていただく」という謙虚な気持ちで参加してください。

(3) 掲示物・展示物などを勝手に触らない

産業系・工業系の学校では、学校に興味をもってもらうために在校生の作品などを掲示、展示して見せてくれるところもあります。

その際、「手に取ってご覧ください」と言われた場合は大丈夫ですが、展示されている作品の中には制作中の作品もあり、それらはすべて、その作品を作っている生徒たちの成績の評価につながります。

汚したり、壊したりすることも考えられますので、勝手に手を触れることは慎みましょう。

次ページでは、「見るべきポイント」についてご紹介いたします。

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教育総合ランキング2024/11/23 更新

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