住宅を購入するとき、物件を購入することのワクワク感につつまれ、多くの人は、自分にとって不測の状況が起きることをあまり想定しません。
住宅ローンは、みんなが利用しているんだから自分も借りられて当たり前という認識も強く、住宅ローンの金利は気にするけど、過去の借入は気にしない(幸せすぎて、脳内が楽観的になるのかも・・・)という方もおられます。したがって、住宅購入者は、ローン審査が通らないことをあまり想定していないことがあります。
購入する物件も決まって、売買契約も済ませ、あとは住宅ローンの審査が通るのを待つばかり、という状況でローン審査が通らなかったときのショックは大きいはずです。
記録されている信用情報は、本人が開示請求すれば確認することができますから、住宅を購入する予定の方は、ぜひ一度、あらかじめご自身の信用情報を確認することを強くお薦めします。
そして、ローン審査にひっかかりそうな内容はあらかじめ全額返済してしまうといったことをしておくと安心です。
また、クレジットカードの毎月の返済も数回遅延すると、後日気がついて返済しても遅延したこと自体は記録され、数年間はその記録は消えません。気を付けてください。
しかし、そもそも、気軽にローンを利用する人や1回でも遅延のある人を、果たして金融機関が信用しますか?と思います。ささいなことがローン審査を邪魔することも十分考えられます。
原則として、クレジットやローンによる借入はせず得ることのできた収入の範囲で生活し、かつ、貯蓄もできる家計を作り上げることが重要です。そのうえで、住宅購入を考えるのが堅実でしょう。
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2024/11/22 更新