住宅ローンの返済方法は2種類あります。「元利均等返済」と「元金均等返済」です。
「元利均等返済」を選ぶ方が圧倒的に多いのですが「元金均等返済」にも捨てがたいメリットがあります。
「元金均等返済」は返済する元金の額は一定で、返済1回あたりの返済額が減っていきます。全期間の元金+利息の支払い額は、元利均等返済よりも少なくなります。
住宅ローンの保証料も同じ金額、同じ返済期間であれば、元金均等返済の方が安いです。また何よりも、わずかながらでも1回毎の返済額が減るので、子どもの教育費がかかる時期や定年近くで収入が下がる時期の不安が少しでも軽くなることが大きいと思われます。
「元金均等返済」を選択する際の最大のネックは、取扱金融機関が少ないことです。
フラット35、メガバンクでは三井住友、三菱東京UFJ、三井住友信託、他に一部の地方銀行で扱っています。(2013年8月現在)
返済負担率(収入に占める返済額の割合)は元金均等返済の第1回目返済額で計算しますので、自己資金(頭金)の多い方、年収が高く、返済負担率がクリアーできる方がご利用できます。
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2024/11/20 更新