×我儘を我慢しても褒めない。我儘を言った時だけ叱る
次に大切なのは「お菓子買ってほしかったのに我慢できて偉いね」と褒めることです。
叱ることは無意識に出来ても褒めることがかなり意識しないと出来ません。だからついやってはいけないことをした時だけ叱る人が殆ど、改善しても褒めない、散らかしている時だけ「どうして散らかすの、早く片付けなさい!」と怒り、片付いている時は知らんぷり。これじゃあ子どもだって面白くありません。
子どものちょっとした努力を認めてやるとモチベーションがアップします。
×家族の対応がバラバラ
お母さんは好き嫌いをすると怒るけれど、お父さんは「嫌いなもんなんて食べなくていい」と言う、お母さんはプレゼントはクリスマスとお正月と決めているのに訪問するたびに祖父母がおもちゃを湯水のように買い与えて甘やかす。身内での躾の方針が全く一貫していません。子どもの誰の言うことを聞いたらいいのか混乱します。
お母さんは躾をしようと必死なのに子どもの言うことを聞かない悪役、いい顔をするのはお父さんと御祖父ちゃん、御祖母ちゃん。お母さんの努力も水の泡です。
子どもの躾の方針は家族の中で一致させましょう。お姑さんに言いにくいのならば「いつもありがとうございます!お誕生日やクリスマスにまとめてビックなプレゼントを頂けると嬉しいです!」とさりげなく伝えてみてはいかがでしょうか。
最後に、ちょっとだけ見方を変えてみましょう。
我儘言えるなんて素晴らしいことじゃないですか。自分がこうしたい、ああしたいと思った時、心に蓋をして自己主張できることはとても素晴らしいことです。
自分の意見を言わない、嫌なことを断れないなど感情を押し殺す癖をつけてしまうとこれから生きていく上の人生で苦労することがあります。躾はしなくてはならないですが、我儘を言うことは悪いことではないですよ。
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2024/11/21 更新