[就学前]小学校の入学準備 持ち物管理の身に付け方

小学校の入学準備 持ち物管理の身に付け方

2016/11/25

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こんにちは。『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子です。

小学校入学前に幼児期に家庭でやっておいた方がよいことについて、最終回第3回です。

>>第一回 入学前にやっておいた方が良いこと【2017年小学校入学生向け】

>>第二回 小学校入学準備 5歳児に求める5分の家庭学習と6歳の45分集中

■道具の準備は自分でやらせる

子どもが幼稚園や保育園から帰ってきたときカバンの中の整理は誰がやっていますか?

子どもは入学した途端、明日の時間割を見てランドセルに教科書を自分で準備しなくてはなりません。教科書以外にも図工道具、雑巾など先生から持ち物の指示があります。

幼児期に親が園バックの中身のお便り帳、クレヨン、お弁当など親が全部出し入れしていると子どもが困ってしまいます。今から明日の幼稚園、保育園の準備を自分でする練習をしていきましょう。

自分の玩具の出し入れができる年齢であればカバンの中も同じことですから出来ますよ。

■忘れ物を届けない

小学生になって子どもが忘れ物をしたからといってすぐに届けるのは控えましょう。鉛筆を忘れて字か書けない。友達や先生に借りなくてはいけない事態を経験させることにより「忘れ物に気を付けるようになる」「SOSを出せるようになる」のです。

子どもがつまずいたら可哀想だからと、目の前にある石ころを全部どかしてしまうママ。人生で起こるであろう困難を除雪車のようにどかしていくスノープラウペアレンツ(=除雪車ママ)にならないようにしましょうね。

■部屋の掃除、片付け

高校生になってまで親が子ども部屋の掃除、片づけをしている人は・・・・やがて独立しても結婚しても片付けられない人になってしまいます。

実はもっと幼いころからその片づけない習慣はついていたりします。例えば小学生でランドセルの中にカビたパンをいつまでも入れていたり、学校の机やロッカーの中がゴミ屋敷のように溢れているケースです。何か出すたびに古いプリントやがらくたが出てきて授業に集中出来ません。

子ども部屋の掃除を幼児にやらせることはしなくても、幼児期から食べた食器を下げる、自分の出した玩具が元あった場所に戻す練習をさせていきましょう。完璧にできなくても少し手伝ってやればいいのです。こんな習慣を通して身の回りのものを清潔にする、持ち物管理も出来るようになってきます。  

3回に渡ってお話しました。一つでもいいので取り入れてみてくださいね。 

※この記事を書いた立石美津子さんの著書
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2024/11/20 更新