電子版年金定期便について
平成23年2月28日から、年金の受給者や年金制度への加入者が、インターネットを通じて、ご自身の年金加入記録を確認することができる「年金ネット」サービスの提供が開始されました。この年金ネットに加入すると、電子版年金定期便を閲覧することができます。
電子版年金定期便とは、日本年金機構から、毎年1回誕生月に郵送により送付されてくる年金定期便の内容を、電子書籍のようにインターネット上の画像データにより構成したものです。
年金ネットの加入者は、日本年金機構のホームページから年金ネットにログインし、電子版年金定期便の画面にアクセスすることで、いつでもご自身の年金定期便を確認することができます。
しかも、郵送による年金定期便は、1年に1回内容が更新されるだけですが、電子版年金ネットは1ヶ月ごとに内容が更新されます。ですから、年金ネット加入者は、常時最新の年金定期便の内容を確認することができます。
アクセスキーをお持ちでない方の年金ネットへの登録方法
この電子版年金定期便を利用するには、年金ネットへの登録が必要です。年金ネットへの登録方法は、日本年金機構のホームページから年金ネットの画面を開きます。ここで、新規ご利用登録ボタンをクリックします。
まず、登録しようとされる方がアクセスキーをお持ちでないとします。この場合には、アクセスキーをお持ちでない方の利用登録ボタンをクリックします。そうすると利用規約画面が出てきますから、同意するをチェックして、次の画面に進みます。
次の画面では、登録しようとされる方の基礎年金番号、氏名、生年月日、郵便番号と住所、性別、メールアドレス、電話番号、パスワード、秘密の質問及びその答えなどを入力し、送信します。送信すると、年金ネットへの登録が完了し、5日前後で、日本年金機構からユーザーIDを記載した書面が郵送されています。
その書面が郵送されてきたら、日本年金機構のホームページから年金ネットの画面に入り、今度は、ログイン画面をクリックします。ログイン画面に入ったら、郵送されてきた書面に記載されているユーザーIDと、先に送信したパスワードを入力すれば、年金ネットにアクセスが可能となり、電子版年金定期便を閲覧することが可能になります。
アクセスキーをお持ちの方の年金ネットへの登録方法
次に、登録しようとされる方がアクセスキーをお持ちだとします。アクセスキーとは、通常の年金定期便に記載されてくる17桁の数字コードのことです。このアクセスキーがある場合、年金ネットの手続きが大幅に簡略化されます。なお、身分証明書をもって年金事務所に行っても、アクセスキーの交付を受けることができます。
アクセスキーをお持ちの方が年金ネットに登録しようとする場合には、まず、日本年金機構のホームページから年金ネットの画面に入り、新規ご利用登録、アクセスキーをお持ちの方のご利用登録の画面をクリックします。すると、利用規約画面が出てきますので、同意するをクリックして次に進みます。
するとユーザーID申込画面が出てきます。ここで、アクセスキー、基礎年金番号、氏名、生年月日、性別、パスワード、秘密の質問及びその答え、メールアドレス、電話番号などを入力し、送信します。すると、登録が完了し、すぐに、入力したメールアドレスにユーザーIDが送られてきます。
ユーザーIDが送られてきたら、日本年金機構のホームページから年金ネットの画面に入り、今度はログインボタンをクリックし、ログイン画面にユーザーIDと先に設定したパスワードを入力すれば、年金ネットにアクセスが可能となり、電子版年金定期便の閲覧ができるようになります。
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2024/12/05 更新