住宅[373]

【マンション】修繕費は何に使われる?

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執筆者:竹下 啓子
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分譲マンションは、修繕費を毎月積み立て、長期修繕計画に基づいて修繕を行います。修繕の対象は、共用部分と管理組合の管理部分です。

区分所有している専有部は対象外ですが、玄関ドア(鍵と内側の塗装等は除く)、窓サッシは共用部扱いです。この区分詳細については組合毎に規約で定められています。

マンションの修繕費は、長期修繕計画に基づいて金額が設定されています。ここが安すぎると後々の積立金の増額が発生する可能性があります。

では、修繕とはどのようなことで発生するのでしょうか。

建築の部分では、構造体、外壁の仕上や防水、屋根や屋上の防水、廊下や階段の仕上、避難器具、共用部分(集会室やごみ置き場等)の内装や附属物などの劣化を補修する工事。

設備では、給水管、雑排水、汚水、雨水等の配管や桝、通気管、ガス管、などがあります。パイプシャフト内の竪管が共用部にあたります。

ポンプや受水槽、受変電設備、引込から各戸メーターまでの電気幹線や共用部の照明器具。インターネットや、CATV設備の共用部分

ほかには、エレベーターや、防犯カメラ、共用玄関のオートロックなどの防犯設備、屋内消火栓や連結送水管、自動火災報知機などの消防設備、駐車場やごみ置き場、駐輪場、塀など
これらが修繕対象となります。

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住宅総合ランキング2024/11/20 更新

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