子どもの寝顔を見て、あんなに怒らなきゃよかった…と思うことはありませんか?
明日こそはやさしいお父さん、お母さんでいよう!と思っても、余裕がないときは気にさわることも多く、つい頭ごなしに叱ってしまったり、余計なことまで言ってしまったり。
そして寝顔を見ては、また言いすぎてしまった…と心を痛める。
何とかしたいと思ってはいても、一体どうすればいいのかわからない、ということもあるのではないでしょうか。
そもそも親は怒りの感情を持たず、何でも子どもを受け入れなくてはいけないのでしょうか?
いつも冷静で穏やかでやさしいのが、いいお父さん、お母さんなのでしょうか?
私たちは親といえども一人の人間です。悲しかったり、がっかりしたり、苦しかったり、落ち込んだり、悩んだり、そんな感情を持つ一人の人間です。
そんなネガティブな感情を怒りとして相手にぶつけないために、コミュニケーションのちょっとした工夫が役立ちます。
朝もうすぐ自分も出かけるというときにまだご飯を食べている。
「早く食べて!」
それでもゆっくり食べている子どもに
「だらだら食べるなら、もうご飯食べなくていい!!!」
仕事で疲れて帰ってきて、やっとくつろごうと思っていたところに、子どもが遊んで~と膝の上に乗ってくる。
「もう遅いから寝なさい。」「もう寝ないと明日起きれないぞ。」
それでもお構いなしに、膝に乗ってくる子どもに
「いい加減にしなさいっ!!!」