教育[725]

イラッとくるとき 感情的に怒らないためのコミュニケーション 

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執筆者:荒井 かおる
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子どもの寝顔を見て、あんなに怒らなきゃよかった…と思うことはありませんか?

明日こそはやさしいお父さん、お母さんでいよう!と思っても、余裕がないときは気にさわることも多く、つい頭ごなしに叱ってしまったり、余計なことまで言ってしまったり。

そして寝顔を見ては、また言いすぎてしまった…と心を痛める。

何とかしたいと思ってはいても、一体どうすればいいのかわからない、ということもあるのではないでしょうか。

そもそも親は怒りの感情を持たず、何でも子どもを受け入れなくてはいけないのでしょうか?

いつも冷静で穏やかでやさしいのが、いいお父さん、お母さんなのでしょうか?
 

私たちは親といえども一人の人間です。悲しかったり、がっかりしたり、苦しかったり、落ち込んだり、悩んだり、そんな感情を持つ一人の人間です。

そんなネガティブな感情を怒りとして相手にぶつけないために、コミュニケーションのちょっとした工夫が役立ちます。
 
朝もうすぐ自分も出かけるというときにまだご飯を食べている。

「早く食べて!」

それでもゆっくり食べている子どもに

「だらだら食べるなら、もうご飯食べなくていい!!!」
 

仕事で疲れて帰ってきて、やっとくつろごうと思っていたところに、子どもが遊んで~と膝の上に乗ってくる。

「もう遅いから寝なさい。」「もう寝ないと明日起きれないぞ。」

それでもお構いなしに、膝に乗ってくる子どもに

「いい加減にしなさいっ!!!」

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