教育[725]

「善悪を超えて」子どもと共に前を向く親の考え方

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執筆者:渡邉 達生
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大人とはどのような人のことでしょう。

昨今の、早期離職、自殺、引きこもり等の社会的な課題を思うとき、大人とは、嫌なことがあっても、人から理不尽な仕打ちを受けても、芯を強くもって唯々諾々と受け流す人のことをいう、と考えてはどうでしょうか。

子どもを、そのような大人に育てるには、子どものうちにものの見方をきたえることではないかと思います。

子どもも、日々、嫌なこともあります。でも、それが、いい体験の場となるのです。

友達に仲間外れにされる、人にばかにされる、人の恨みを買う、がんばってもうまくいかない。また、お店のものを盗ったり、人を殴ってしまったりする。…大人だって、完全な人間ではありません。まして、子どもは、なおさらのことです。

子どもがそのような嫌な事態になったとき、親は子どもの肩をもったり、厳しく善悪を言い聞かせようとしたりするのではなく、共に前を向く人でありたいです。

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