[住宅ローンの組み方]住宅ローンの毎月返済日はいつがいいのか

住宅ローンの毎月返済日はいつがいいのか

2013/10/28

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★長期にわたる返済
40歳の人が35年返済を選ぶと、完済するのは75歳です。サラリーマンとして給料日があるのは60歳~65歳ぐらいまで。65歳から年金受給が始まったとすると、年金支給日は偶数月の15日に2ヶ月分入金されます。35年のうちには、給与収入 ⇒ 年金収入と、主たる収入の入金日が変わります。また、サラリーマン生活中でも転職や転籍、会社の合併や分社化などで給料日が変わることもあります。そのことを考えると、毎月返済日は「月初」とした方が無難といえます。
 
★きちんと返済し続けることの工夫
返済用口座(普通預金口座)に定期預金をセットした総合口座で返済することをおすすめします。総合口座とは当座貸越機能のついた預金口座(※当座貸越機能…普通預金残高が無くなったとき、定期預金から自動融資してくれる機能)で、住宅ローンを扱っているほとんどの銀行でつくることができます。また返済用口座には、返済額ぎりぎりの残高ではなく、普段から少しゆとりを持たせた残高(ローン返済額の3ヶ月分がめやす)を保つようにしましょう。
 
住宅ローン返済途中の条件変更(一部繰上返済、金利種類の変更など)は、利息計算の都合上、毎月返済日にしかできない金融機関もあります。条件変更を行う場合は、毎月返済日の2週間前には金融機関ローン窓口にお申し出ください。
 
毎月返済日をいつにするか、は 意外に重要な選択です。もう一度繰り返しますが、なるべく「月初」にご指定ください。

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2024/03/28 更新