[間取り]子供の成長に合わせた間取りの作り方

子供の成長に合わせた間取りの作り方

2014/02/10

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最初は一つの大きなプレイルームである空間を少しづつ小さな個室に分けていきます。同時に収納についても各個室とセットになるように仕切り直すと良いでしょう。最終的には仕切りを取り払い、元の大きな空間に戻すとサブリビングのような使い方ができるでしょう。
用途を変える手法も幾つかあります。

例えば、客間を一定期間だけ子供部屋とし、子供の独立後客間に戻す方法です。追加の工事を必要としないので、気軽さがあります。

その他には、天井高の低い屋根裏空間を子供部屋にすることも良いでしょう。天井の低い空間って布団で寝るのには落ち着いていてとても具合がよいものです。個室というよりは寝る為のスペースと考えるとよいでしょう。

受験時期など短期間を前提とした話ですが、狭小住宅では家族の大きな寝室を子供部屋に転用し、両親はタタミスペースか屋根裏空間を利用するという方法も検討します。

必要諸室は際限なくあるものです。ある特定の一時期に必要なそれらを全て叶えた家造りをするのではなく、上手に空間を使い回すようにすれば、建設コストや空調コストの安いコンパクトな家にすることができます。

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2024/04/24 更新