[賃貸・購入]建売の8割が欠陥住宅というのは本当か?

建売の8割が欠陥住宅というのは本当か?

2016/02/18

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インターネットで「住宅 欠陥」と検索してみてください。 多くの欠陥住宅の事例や記事を見る事が出来ます。

そこで興味深い記事を見つけました。

『検査会社もグル?建売住宅の8割は欠陥は本当か』 致命的な欠陥なのか?小さな欠陥なのか?気づかない欠陥なのか?

色々とありますが、私は本当だと思います。

これまでの記事でも何回かお伝えしていますが、欠陥住宅は防ぐことが出来ます。

それも、たった一人で防げるのです。 その一人とは・・・・現場監督です。

あなたの建築中の家に現場監督が何回足を運び、どんな指示や指導をするのかを聞くだけでも欠陥住宅の確率が低くなります。

欠陥住宅になってしまう会社では、現場監督がほとんど管理していません。

また、現場監督がいたとしても経験や技術が無い現場監督だったら 職人さんは指示に従いませんし、現場監督自身も指導しにくい立場になってしまうでしょう。

だったら、大手メーカーにお願いしたらいいのでは?と思われるでしょうね。

しかし、記事にはこう書かれていました。大手メーカーで契約しても、実際の工事は地元の工務店なので技術的にはそれ程変わりがないのです。

私たちの現場の隣で大手メーカーが家づくりをしていると私は職人さんに声を掛けます。

仲良くなってお話をするのですが、色々と苦労はあるようです。 地元の工務店と言っても、車で2時間かけて来る職人もいる。 工期は私たちの現場の半分ぐらいなので、夜遅くまで工事をしている。

現場監督は、全くと言っていいほど現場に来ないし、質問しても答えられない。 もちろん、全てのメーカーがそうでは無いでしょうが、これも事実なのです。

記事には、こうも書かれていました。

「検査会社と住宅会社がグルになっている事もある。」

年間何百棟も建設する会社であれば、検査会社にとって住宅会社は大切なお客様になってしまうのかもしれません。でも、これでは検査の意味がありません。

完成してしまったら見えなくなる部分がとても重要です。耐震性や断熱性や耐久性に関わります。せっかくの新築なのに雨漏れが起きている事例も数多くあります。

それは、 検査が適正に行われていない事 現場監督の管理が出来ていない事 職人の志や技術が無い事 住宅会社の家づくりの思いを社員が理解していない事 など、多くの事柄が絡み合って欠陥住宅を招いてしまっているのです。

大きな決断をして建てたマイホームが欠陥住宅になってしまったとしたら ご家族の暮らしや将来にも影響してしまいます。

仮に欠陥住宅になって裁判をしたとしても、その労力は計り知れないものになります。 裁判は何年も掛り、弁護士費用も必要ですし、全て直るまでにも時間が必要です。

そうならない為にも住宅会社の判断基準として現場監督の技術や経験や知識は ご自身が確認しておくことをお勧めします。

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2024/03/18 更新