[家庭のこと]間取りを考える際に気をつけたい子ども部屋とリビングの位置

間取りを考える際に気をつけたい子ども部屋とリビングの位置

2015/03/27

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幸せな結婚をして、待望の子供が出来た時は本当に幸せですよね。

子育ては始まったばかりの時期から考えても、子供が成人するまで20年あるのです。その間、子供は体の成長と共に、心も大きく成長していきます。そんな中、子供の成長過程で「一戸建て」を購入する夫婦も多いでしょう。

でも、子供部屋の位置や間取に注意を払わないで住宅選びをすると、 後から大変なことが多々あります。

●2階にリビングを配置するのはいいのかどうか?
最近の住宅は2階に台所やリビングを配置するケースが増えてきています。 2階にリビングを設置することのメリットとは、明るい光が差し込んできて、 暖かみが増すということではないでしょうか?

リビングは家族が集う場所なので、暖かみのある空間にすることが重要視されます。明るい雰囲気にすることで、家族みんなが自然に集まり、子育てにとっては いいかもしれませんね。しかし、ひとつ心配な面もあります。

2階にリビングを配置した家というのは、寝室や子供部屋を1階に配置することが ほとんどではないでしょうか?

子供が小さいうちは、何の問題も感じられないかに思います。しかし、思春期を迎えた頃のこの配置はあまり良くないことがあります。 家族関係が良好で何事もオープンにしている家族ならば問題ありませんが、 あまり家族関係が良好でない場合のこの配置は子供の非行の心配があるのです。

子供の部屋が1階ということは、子供達は自分の部屋の窓から自由に外に出入りできるということ。 つまり、玄関を出ずとも友達が出入りすることが可能な状況。夜に友達が出入りしたりする危険もあります。 また、友達に急に誘われて夜中に出かけても親は気づきません。実際に、このケースの家庭の部屋が子供達の溜まり場となって問題視されたケースもありました。
 
●2階へ上る階段を1階のリビングの中に配置するか?
リビングの中央に2階へ上る階段を設けることを「リビングイン」と言います。 このリビングインのメリットとはどんなことでしょうか?

子供部屋が2階にある場合、子供達は学校から帰宅後必ずリビングを通って自分の 部屋に行く必要があります。 これによって、学校から帰宅後に居間を通らずに部屋に直行というような ケースも回避できます。

リビングを通過することで、子供がいつ帰宅したか、出かけたかも把握できます。 また「行ってきます」「おかえりなさい」という挨拶が習慣化するので 非行防止には一役かうのではないでしょうか?

また、部屋から出てまず階段を下りるとリビングがあるという作りが、 家族の集まりやすい状況となるようです。リビングインにしたから、必ずしも非行に走らないということではありませんが、 こうした配置も家族の接点を多くする意味では有効でしょう。
 

小さいうちはあまり考える必要のない子供部屋。 いずれ、独立した部屋を与えることになるでしょう。その時期は、各家庭によって違うかもしれません。 また、子供達は成長に伴って、考え方も成長していきます。時には反抗期もあり、部屋にこもることだってあるのです。そうした、長い目で見ると、住居において子供部屋やリビングの配置は十分に考えるべきと言えそうですね。

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