[家庭のこと]子どもが歯医者に行きたがらないとき

子どもが歯医者に行きたがらないとき

2015/03/23

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子どもを歯医者さんに行かせるのに苦労しているお母さんも多いのではないでしょうか。

子どもは歯医者さんが怖い場所だと思っています。 1度嫌いだ、怖い場所だ、というイメージがついてしまうと、連れ出すのも簡単ではありませんね。

そもそも子どもが歯医者さんに苦手意識を持ってしまったのはお母さんのせいではないかもしれません。

子どもの絵本や教材ビデオなどで、歯医者さんは痛くて怖いものだと教える内容が多いからです。 そんな風に教えられたら行ったこともないのに、苦手になってしまうのも無理ありません。

「歯医者さん・虫歯は怖いからきちんと歯磨きをしましょう」ということを伝えたいはずの絵本や教材ビデオのはずですが、子どもを怖がらせてしまってはいけませんね。

この絵本や教材ビデオと同じように、「歯医者さんは怖いから歯磨きをしようね」とお母さんが日頃言ってしまっていませんか? 子どもに話かけるときの言葉のチョイスはとても大切です。

ネガティブなイメージをわざわざ植え付けていませんか? お母さんは歯磨きをしようと伝えたかったのに、歯医者さんは怖いと教えていることになってしまいます。

言葉を、怖い・痛いなど、ネガティブにしないようにしましょう。 歯磨きを教える時に、特に歯医者さんを連想させる必要はないのではないでしょうか。 上手に歯磨きができたら、素直に褒めるだけで充分です。

虫歯がないときから「歯磨きしないと虫歯になって痛いよ」と教えていると、虫歯・痛いなどのイメージ先行で嫌がってしまいます。

実際に歯医者さんに行ってみたら、大して痛くないことが多いです。 無駄に怖がらせることを言うのはやめましょうね。

もし歯医者さんに行かなくてはいけない状況になって、子どもがダダをこねてしまったときに、お母さんが子どもにウソをついてしまっていませんか? 子どもをだまして連れ出すようなこともやめましょう。 「何もしない」とか「痛くない」と、適当なことを言って歯医者さんに連れていく方法です。

何もしないわけないですし、痛くないという言葉は「痛い」を連想させます。 「何もしないって言ったのに!」と子どもがお母さんに不信感を持ってしまうと、今後お母さんの言葉に説得力がなくなってきてしまいますから要注意です。

大事なのはウソをつかないことです。 絵本があるよ、とかウソにならない情報を与えてあげて、連れていくようにしましょう。 もし子どもが怖がったら、「先生に何をするのか聞いてみようね」と、お母さんは子どもの味方になってあげてください。 お母さんが子どもにとって敵になってしまってはいけません。

また「お母さんも歯医者さんに診てもらうわ」と一緒に頑張って診察を受けるのもいいかもしれませんね。 お母さんが頑張っている姿を見たら、診察を受けてくれるかもしれませんよ。

そもそも子どもは歯医者さんに行かなくてもいいのが1番です。 虫歯ができてしまったから、歯医者さんに行かなくてはいけないのですよね。 そこで「ちゃんと歯磨きをしないからでしょう!」と責めないであげてくださいね。

あまり子どもを悪者にしてはかわいそうです。 歯磨きをする習慣をつけてあげられなかったのは、お母さんにも責任があります。

これからは他の歯を虫歯にしないように、歯磨きの習慣をつけてあげてくださいね。 まずは虫歯にならない生活が第一です。 虫歯がなければ、歯医者さんに行っても痛い思いをしなくてもいいですから、歯医者さんは怖くないと認識するでしょう。

しかし初めて行った歯医者さんで痛い思いをしたら、歯医者さんは痛くて怖いと認識してしまいます。 この歯医者さんの第一印象は、今後の人生にも影響してきます。 小さい子どもの頃にマイナスなイメージをつけさせないようにしたいですね。

初めての虫歯も乳歯だったら、まだ改善の余地があります。 乳歯なら虫歯になってもいい、というわけではありませんが、永久歯は虫歯になってしまうと取り返しがつきません。 乳歯のときに虫歯になってしまったのであれば、この段階できちんと習慣を変えるべきです。 「永久歯じゃないからよかったわ~」で終わらせないでくださいね。

きちんと子どもの歯磨きの習慣を見直してあげないと、同じことを繰り返してしまいますよ。 歯医者さんでも歯磨きの仕方を聞けば、教えてくれます。 お母さんもわからなければ、きちんと質問してあげてくださいね。 歯医者さんに行くときもお母さんは子どもの味方なのです。 堂々と歯医者さんで見せられる歯になるように、親子で歯磨きの習慣をつけていきましょう。

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