[芸術・音楽・ダンス]お金のかかりそうな芸術系の習い事を始める前に知っておきたいこと

お金のかかりそうな芸術系の習い事を始める前に知っておきたいこと

2015/03/26

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子どもにお稽古を始めさせたいけど、何から始めればよいのか迷ってしまいますよね。

親としては興味のあることはたくさんあるはずです。 自分が昔やっていたお稽古で子どもにもやらせたいと思うものもあるでしょうし、流行りのお稽古で挑戦させてみたいな、と思うものもあるでしょう。

できれば才能のあるもの、子どもの興味のあるものをやらせたいと思うでしょうが、始める前からそれがわからないから困ってしまいます。

特にお月謝の高めのお稽古では、「失敗したくない」と思ってしまいますよね。 ピアノを買って、3ヶ月でお稽古をやめられては、たまりません。 果たして、失敗しないお稽古選びをする方法があるのでしょうか?

メジャーなお稽古で費用がかかりそうなものといえば、芸術系でしょうか。 ピアノ、クラシックバレエ、バイオリン、お琴、日本舞踊・・・・などなど。 収入が高い家庭で習われている傾向が強い、情操教育と呼ばれるお稽古ですね。

子どもが興味を持ったら、できるだけのことはやらせてあげたいと思いますよね。

しかし親として正直な気持ちでは心配な点もあるはずです。 きちんと続けられるのか?本当に子どもに向いているのか?楽しめるのか?お月謝は無駄にならないのか?です。

そんなときは、カルチャーセンターがオススメです。 近所のショッピングモールなどにカルチャーセンターがないか調べてみましょう。 カルチャーセンターは多くの講座が開講されていて、どれもが正規の値段よりお月謝が低価格で設定されています。

だからと言ってクオリティが低いわけではなく、レッスン時間が短く設定されていたり、レッスン回数が2週間に1回だったりと、時間や回数で調整されていることが多いのです。

もちろん先生はきちんとした先生です。 先生の実績が気になるのであれば、調べてみてもいいでしょう。 多くの場合拠点で教えているお教室が他にあるはずです。

例えば「○○バレエスクール」をご自身で設立されているけど、2週に1回だけカルチャーセンターで教えている、といった感じです。

○○先生のお教室は遠くて通い辛い、○○バレエスクールに毎週通うのはお月謝が高い、他のお稽古もやらせてみたいから2週に1回がちょうどいい・・・など、カルチャーセンターを選ぶ理由はさまざまです。

バレエやピアノをいきなり始めるにはなかなか…、と感じる方はうまく活用するといいシステムですね。 またカルチャーセンターの生徒さんはレベルが低い、ということでは決してありませんが、お試し感覚で通っている生徒さんが多いのも特徴です。 子ども自身がまだ本気かわからないけど、実際に体験してみたい場合はピッタリです。

先生も、カルチャーセンターに通っている方の求めているものはわかってくれています。 だからといって手を抜くわけではないです。 突然プロ向けの厳しいレッスンをされても困りますよね。 そのため、時間や回数を考慮してお月謝も手軽な金額になっているのです。

カルチャーセンターから始めて、だんだんとのめり込んでいく場合もあります。 もっと本格的に続けたいと思ったら、お教室をうつればいいのです。 ○○バレエスクールにうつってもいいでしょうし、別のお教室を選んでもいいでしょう。

いままでお世話になったカルチャーセンターの先生に相談してもいいでしょう。

先生はその業界ではプロです。 お知り合いの先生もたくさんいるでしょうから、新しい先生を紹介してもらえるかもしれません。

他のお教室の紹介をお願いしたい場合は、「もっとこういうレッスンが受けたい」とか「ここまでできるようになりたい」という明確な目標を伝えるようにしましょう。 別の先生に変えるという内容に気を悪くする先生もいるかもしれませんので、注意が必要です。

カルチャーセンターは比較的お手軽とはいえ、先生のクオリティは悪くありません。 そこで子どもに合う先生に出会えれば、そこでずっと続けてもいいでしょう。

カルチャーセンターは身近で気軽に始められる分、簡単な理由でやめていく人も多いのが特徴です。 多くの人が、お試しの場としてカルチャーセンターを利用しているのです。 自宅から近ければ、たくさんのお教室を試すことができます。

お姉ちゃんがバレエをしている間に、妹はお絵かき教室をし、ママはその間にお買い物、という使い方もできますね。

一度入会すれば、いろいろな講座があるのも魅力です。 子どもが小さいうちは、親でさえ何を習わせてあげればいいのかわかりません。 興味あることをできるだけ多く経験させてあげたいですね。

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