[芸術・音楽・ダンス]娘がミュージカル女優を目指したら?知っておきたい支援方法

娘がミュージカル女優を目指したら?知っておきたい支援方法

2015/03/13

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昔のニューヨークでミュージカルを鑑賞するということは贅沢なことでしたが、最近では日本でもミュージカル鑑賞が一般的になってきました。

日本でミュージカルの有名な団体では劇団四季や宝塚歌劇団などがあり、身近な作品では市民ミュージカルなんかもあります。 小学校や中学校でも、学校行事の一環でミュージカル鑑賞の時間があることもあります。

もはやミュージカルは子どもたちにとっても特別なものではなくなってきました。

出演者の中には、子役として子どもが本格的な舞台に立っていることがあるので、将来の夢に「ミュージカル女優」と憧れを抱くことになるかもしれません。

では実際に娘さんがミュージカル女優を目指したい!と言ってきたら、親としてどんなサポートをしてあげることができるのでしょうか?

まず今の子どもの年齢によって目指すところが変わってきます。 ミュージカルの出演者の枠は大きく分けて2つあります。

子役なのか、一般キャストといういわゆるプロとしての大人の俳優さんか、です。 当然子役には年齢制限がありますし、成長に合わせてできる役も変わってきます。 「子役」と言える役につけるのは一般的に中学生くらいまでです。

高校生になると、もう大人と同じフィールドで舞台に立てる年齢なので大人と同じ扱いになります。

中学生まで子役と言えますが、ミュージカル俳優としては実際の仕事が少ないので微妙な年齢ではあります。 中学生の時点で今後もミュージカル俳優としての仕事をしたいと考えているのならば、大人の世界でも活躍できるような実力をつけるトレーニングをした方がいいでしょう。

中学・高校生からミュージカル俳優を目指すのであれば、専門的な進路を目指すのが一般的です。 そのための音楽大学や、高校でも音楽専攻の学校を選ぶということもできます。 ミュージカルに歌は不可欠です。

ダンスも同時にトレーニングしていく必要がありますが、将来的にメインの役どころを狙うのであれば歌の技術をつけておきたいですね。 音楽大学を選考するのであれば、声楽科を選びましょう。

まだ子どもの年齢が低く、今すぐに子役として活躍したいのであれば、すぐに子役を目指しましょう。

小学校低学年であれば、受けられるオーディションも多いので活躍の場があるかもしれません。 子役とはいえ、オーディションを受けて出演するようなミュージカルはある程度の技術が必要です。

最初は少額かもしれませんがギャランティが発生する場合もありますから、趣味ではなくお仕事として取り組んでいきましょう。 子役でも歌とダンスのお稽古をして、技術をつけていきます。 早いうちから始めれば、習得も早いかもしれませんね。

プロを目指して、レッスンをするのはとても大切なことですが、実は一流のレッスン場に通うよりも近道になる方法があるのです。

それは市民ミュージカルや、プロを目指していない子どものものでもいいのでミュージカル教室の発表会に参加することです。 要は、子どもながらに「ミュージカルの本番」という経験をさせることです。 ミュージカルは客席から見ているのと、舞台に立つのでは全く別物になります。

楽屋から舞台袖での振る舞い方、ピンマイクの扱い、照明音響のある中での演技経験。 スタジオでレッスンしているだけでは、経験できないことを体験することができます。

プロの世界ならば、オーディション合格して、厳しい練習を積まなければ経験することすらできないのです。 表現の仕方は悪いですが、ミュージカル教室の発表会ならば「お金さえ出せば」、子どもにそれらを経験させてやることができます。

子役の世界でも本番直前にフォーメーションが変更になることはあります。 フォーメーションだけでなく、セリフが変更になったり、照明の都合で立ち位置が変更になったりとトラブルを乗り越えなくてはいけない状況も出てきます。

そのときの対応力や順応性は、他のどんなレッスンでも習得することはできません。 子どもを育ててくれるのは、なによりも経験なのです。

そのためプロの子役を目指したいのならば、アマチュアの舞台でもいいので本番の経験をさせておきましょう。 アマチュアの舞台では、本気度合いが合わないかもしれませんので1度きりでも大丈夫です。

本番の裏の流れを体験することを1番の目的にして、次からはプロの舞台をめざしましょう。 たくさんの経験は、大事な場面で子ども自身を助けてくれるはずですよ。 レッスンレッスンと、技術ばかりを身に付けることに意識を向けず、プロとしての技量をバランスよく身に付けてあげられるようにしたいですね。