[高校生]【学年別・環境別】センター試験「国語(現代文)」の有効な勉強法

【学年別・環境別】センター試験「国語(現代文)」の有効な勉強法

2015/07/16

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今回は国語(現代文)のセンター試験に向けた有効な勉強法についてお伝えします。

まずは、現在高校1年生、2年生の方は、学校の授業の予習をしっかり行って下さい。センター試験の現代文は評論と小説の2題がありますが、どちらも漠然と受け身で読んでいては「何となく正解していた」「なんとなく間違っていた」という結果になってしまうのが特徴です。

学校の授業の予習では、「読解のポイントは何か」を意識しましょう。そうすることで、センター試験の現代文、とくに評論に必要な「情報収集力」を磨くことが出来ます。

センター試験の課題文には大変難解な段落が必ず含まれていますが、そこが設問で問われるとは限りません。「質問されていることを正確に探すために読む」こと、そのためには、正確な情報収集能力が必要であることを常に頭に置いておきましょう。

小説については、読みやすい分、作家の送っている「暗示的」なメッセージを無視したまま、自己流に解釈して間違えてしまいがちです。天気や動作、風景、修辞技法などに集中して読むために、これも普段の授業の予習と本番の授業がトレーニングになります。

評論とはどういうものかを踏まえたうえで、読解に役立つ用語をあらかじめ身に着けておく作業をしましょう。

評論の性質は、「一般的な事柄に、疑問を投げかける」ことが基本です。頻出語が並べられた単語帳を用意して、声に出して読み込みながら覚え、評論の中に出てきた際には、筆者の言いたい事をどのように伝えているかを考えるようにしましょう。

評論を読むときは、「一般的な考え」が通用しないことがほとんどです。そのために、問題を解く側が「これは、こういうことだ」と思い込んで、そのまま読んでしまいがちになり、ここが重要なマイナスポイントです。

先入観を入れずに、筆者の意見をそのまま読み取る訓練をしましょう。そして小説は、みなさんに苦手意識がないわりには、思ったほど得点できずに終わることの多い分野です。ストーリーを読みとるためには、登場人物の心理を正確にとらえなくてはなりません。

小説では登場人物の周りの環境の変化などが、それとなく心理を表す「暗号」として使われています。それを見つけ出して読み取ることで、正答率はアップします。

実践的な読み方として、評論も小説も、私は「解きながら読む」ことを勧めています。

迷う、またはわからない場合は、棒線部の周囲だけでは把握しきれない設問で、最後の方に鍵があることもありますので、そのまま飛ばして読み進めます。最後まで気を抜かずに読むことが、正答率を上げますので、長い文章ですが全体を大切にしましょう。

棒線部の周りを注意して読むこと、棒線部の内容の言い換え(同じ内容)を他に探すこと、これらは評論においても小説においても重要です。棒線部自体が課題文の要点となっていることがほとんどですので、しっかりと設問に解答することで、課題文全体への理解に繋がります。

センター試験ならではの悩みとしては、「選択肢の特徴と判別の仕方」が挙げられるのではないでしょうか。

まず当然ですが、質問されていないことに答えた選択肢は不正解です。雰囲気だけで、理論的に成り立たない会話というものは、日常の中には溢れかえっていますが、試験でこれをしてしまうと大外れとなりますので注意しましょう。

語句の意味の問題では、ストーリーにぴったり合う言葉を混ぜることで間違いを誘発する選択肢が含まれています。辞書に載っている一般的な意味が正解になることが多いことを覚えておきましょう。

センター試験の問題(特に評論)は大変レベルが高いので、そのレベルに頭・目・感覚を慣らすことがなにより必要です。解くことに疲れたら、過去に解いた問題でもそうでない問題でもいいので、問題は解かずに文章だけを何回も読み込んでみましょう。

そして本文解説を読み、自分の読みの正確な部分、足りない部分を自覚・確認することで、地盤をしっかりと固めることができます。この時に「声に出してみる」ことが効果的です。自力で対策を使いこなせるようになるためには、「声に出して自分で自分に説明しながら解く」ことが有効な方法です。

頭の中だけだと、怪しいところを自分自身で無意識のうちにごまかすことが出来てしまいます。そのポイントに、点数を上げるためのエッセンスが含まれている可能性が非常に高いのです。

どんな科目にもスランプはつきものです。毎日コツコツと続けていきましょう。