[学習全般]「ハズレ」の先生にあたってしまったら

「ハズレ」の先生にあたってしまったら

2015/07/17

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人生の中で、子供が出会う先生を、親が選んであげることは、できません。当たりだったらラッキーですが、もしハズレだったら・・・。悶々としていても、何も解決できません。

じつは親の対応、先生との付き合い方ひとつで、子供がガラリと変わることがあるのです。

お子様は、保護者様の鏡です。お子様は、大好きな保護者様の影響をダイレクトに受けます。お子様自体は、苦痛に思っていない場合もあるのです。それなのに保護者様が不満気な態度をしていると、やがて先生にも伝わってしまいます。

先生も人間ですので、お子様を疎ましく思う、という事態が発生しないとも限りません。ですので、お子様ご自身がそれほど不満を抱えていない場合は、あまり保護者様が、先生への不満をお子様の前で出さないことも大切です。では、巷でよく言われる「ハズレ先生」のパターン別に、いくつか対処法を考えてみましょう。

「広汎性発達障害のお子様への対処を間違えているハズレ先生には・・・」

最近話題になりやすい、知的に大きな遅れもないために早期に気付くことの少ない「見えにくい障害」を持つ人口は、全人口の6パーセントほどいると言われています。

LD児、AD/HD児、自閉症など、お子様のタイプによって、画一的ではない対処法をお願いする必要があります。具体的な我が子への提案という形で、「このようにお願いします」と先生に話を持ち込むことで、伝わりやすくなりますので、工夫をしてみましょう。

「欠勤が多いハズレ先生には・・・」

欠勤が多く、月1~2回のペースで代講の先生がクラス担任をしているような場合です。

このことについては、イライラしている保護者様を多くお見かけする割には、実際はそれほどにお子様に悪影響は無いようにお見受けすることが多いのですが、いかがでしょうか。

虚弱体質な先生の場合が多いのでしょうが、一番保護者様の癪に障るのは、「プロ意識に欠ける」というふうに映る点ではないでしょうか。

元気な体でいてほしい、自己管理をしっかりとしてほしいのですが、指摘してもなかなか直りません。体が弱いぶん、精神的にストレスを与えるようなクレームを言わないなど、保護者側の配慮が必要かもしれません。

「単なる子供好き、のハズレ先生には・・・」

子供が大好き、というだけで先生になってしまうと、なかなかしつけができないことがあります。

先生の仕事は人を育てることなので、時には負荷を与えたり、我慢させたり、厳しいことを言わなくてはなりません。愛がある先生に対しては、一歩進んで子供を育てる、自立させつ指使命を持っていると自覚してもらうことが大切になってきます。

面談の際に、厳しさも成長につながることを強調して伝えることで改善をはかりましょう。

「いつも怒っているハズレ先生には・・・」

先生が厳しすぎるぶん、お子様が帰ってきたら、しっかりとフォローをしてあげるようにしましょう。

先生と一緒になって、同じように叱ってはいけません。学校で傷ついた傷口に、家庭で塩を塗る行為は百害あって一利無しです。

先生とは反対に、親が世界中の人を敵に回しても、子供の味方となり全てを受け止め認めてやると、子供は必ず立ち上がることができます。このときに、保護者の方は、お子様の前で「そうだね、先生は厳しすぎるね」などと同調することは避けたほうが良いです。

先生に抗議をしに行く、具体的な行動に出る場合のみ、これはOKですが、そのつもりもないのに非難し、悪口を言うことは、お子様の前ではしてはいけません。お子様は、保護者様の言葉を真に受けて、先生を批判的な目で見るようになります。また、「先生のいうことを聞こう」という気持ちも持たなくなります。


クレームを持ち込む場合、共通して気をつけておきたいことは、「クレームを言うこと自体が目的にすり替わらないようにすること」です。

文句を言う人間の心理には、「自分の気持ちをスッキリさせたい心理」と、「相手にこうあってほしい」という期待の気持ちとが混ざっています。

一歩間違うと、相手(先生)を立ち直れないくらい、こてんぱんにやっつける行動に出てしまい、お互いに憎しみだけが残る最悪の結果になってしまいかねません。

クレームは期待の裏返しである、ということを、愛情をもって丁寧に先生に伝えることが大事です。そうすれば先生の側も、自分の指導を良くしようという気持ちが湧きやすくなります。

具体的にわかりやすく要求を伝えることは、モンスターペアレントになることとはまったく別ですので、言い方に神経を遣い、自分の要求を上手に伝えてみましょう。

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