[学習全般]【子どもの進学】どうしたら東大に入れる?

【子どもの進学】どうしたら東大に入れる?

2016/12/20

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子育て本コーナーで「東大ママの子育て系」の本を目にします。すると「我が子も将来東大は夢ではない」と錯覚してしまうかもしれません。

これが幻想に終わるか現実になるかについて、今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子がお話します。

■遺伝を無視してはならない

東大生を育てた両親の経歴を読むと凄い学歴だったりします。人はママ、パパからのDNAを半分ずつ受け取ってこの世に誕生します。背が高い低い、アレルギー体質であるなしなど遺伝します。知能もある程度遺伝の影響を受けます。

“カエルの子はカエル”なのです。ですから「ああ、この子は私の子どもだったわ」と思うことも大切なのだと思います。

■トンビが鷹を生む

遺伝の影響を免れることができなくても、環境により変わることもあります。“トンビが鷹を生む”状態ですね。ですから「勉強が出来ないのは生まれつきの遺伝だからしかたがない」と投げやりになることはないのです。学力は生まれてから後の環境が大きな影響を受けるからです。

それから、東大生が育った家庭は経済的に豊かで、有名塾に行っている割合も多くなっているのもまた事実のようです。

■「勉強しなさい」と一度も注意したことがない

小学生の親のお悩みとトップは“いくら「勉強しろ!」と言っても勉強しないこと。「宿題やりなさい!」と叱ってもだらだらしてなかなか取り組みません。

でも、優秀な子どもがいるママに聞くと「『家で勉強しなさい』」と言ったことがない」と答えが返ってきたりします。「本当かしら?」と思うかもしれませんが本当なのです。

よく考えてみると「勉強しなさい」と叱って勉強するようになれば誰も苦労はしませんよね。行動を起こすためには動機が必要です。「知らないことを知りたい。だから学ぶことは楽しくて仕方がない」と思っていなければ、周りがいくら口を酸っぱくして命じても行動は起こしません。

部屋にこもって「勉強しているわ」と親が思っても、本人にやる気がなければゲームに興じていたりします。学校で椅子に座って前を向いていても頭の中は「家に帰ったらあのゲームをやろう」「登校時に道路にあった犬の糞は帰りはいったいどうなっているんだろう?」と忙しく全く別のことを考えていたりするかもしれません。

■東大にすんなり入った友人の子

私の友人の子どもでそんなに勉強を必死にしている風でもないのに東大にストレートに入った女の子がいます。でも、こんな家庭環境でした。

●親が本好き・テレビがない
友人は子どもに「読書しなさい」とまったく言っていませんでした。でも、その家庭にはテレビがなく、夕飯後は家族そろって読書タイム。親は本の虫だったので子どもは親の姿を見て自然に読書するようになっていました。

親は「どうやって本を読むのを止めさせるか」で悩んでいたくらいでした。全ての教科の基礎は“国語力=読解力”なので、結果的に学力が高くなったのは当たり前のことかもしれませんね。

●絵本の読み聞かせ
親が活字を読むのが苦手ですと自らも読書はしません。その反省もあってか、自分が一ヶ月に一冊も本を読まないのに「子どもには読書好きになってほしい」と願っていたりします。でも、なかなかこれが難しいのです。

絵本も活字ですから、親が本好きですと絵本の読み聞かせも苦にはならないことも多いです。「もう何回目目なの、いい加減にこれくらいでおしまいにしなさい!」なんて拒否することも少ないのではないでしょうか。

友人も何冊も読み聞かせていました。その結果、小学校一年生なのに小さな文字の文庫本にまで手を伸ばし、たくさんの知恵や知識を得ていました。

●質問してきたら丁寧に答えてやる
子どもは質問魔です。「どうして猫には角が生えていないの」と答えられない質問をしてきます。そんなとき「しつこい」とか「うるさい」とは思わず丁寧に答えてやることが大切です。わからないことであればネットで調べればいくらでも答えは得られます。

私の友人に場合は「どうして葉っぱは緑なの?」と聞いてきたとき光合成の話まで発展させて説明していました。「懇切丁寧に子どもに答えてやっていて、凄いなあ」と見ていて思いました。

■まとめ

もちろん生まれ持ったものもありますが、それ以上に家庭環境って大事ですね。ごく普通に当たり前に、そして無意識に子どもの知的好奇心に火を点ける対応がポイントなのかもしれませんね。 

※この記事を書いた立石美津子さんの著書
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