住宅[373]

土地売却の流れと注意点

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執筆者:竹下 啓子
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希望購入者が現れたら、条件などの交渉になります。契約する時に、重要事項説明をします。この中で後々の瑕疵のクレームやトラブルが起きないように、不具合や欠陥などは漏れなく伝えることが必要です。

例えば、土地について第三者と取り決めなどがある場合の過去の記録。

建物の瑕疵なら建付けが悪い、エアコンが効かないなども含みます。雨漏りがする、構造体にひびが入っているなどは必ず伝えます。雨漏りや構造強度に問題がある場合、査定価格に影響があるので、補修をしてから売却する方がいいかもしれません。

建物が老朽化している場合、売却金額は低く査定されます。

更地にしてから売却の方が高く売れる場合もあります。現状のまま古屋付土地建物が3000万円の査定を受けた場合、解体に250万円をかけたとしても3400万円で売れることもあり、150万円高く売れることになります。
 
契約が成立すると売買価格の10%程度の手付金を受け取ります。(最大20%)
契約後に、契約を売主から破棄する場合は、受け取った金額の倍を支払わなければならないのでご注意を!
 
引き渡しの手続きは、代金の受領と登記申請を同時にします。金融機関が入る場合は、司法書士などを紹介してくれます。
 
税金なども違いがあります。

所有していた期間が、5年を超える場合は所得税15%、住民税は5%ですが、5年未満で売却した場合は、所得税が30%、住民税9%になります。

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