住宅[373]

エコ住宅ってなに?

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執筆者:高田 和政
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地球環境に負荷の少ない住宅づくりが提唱され始めて久しくなります。

多くの場合が、壁や屋根、サッシの断熱性を高め、屋根に太陽光発電をのせることで光熱費を安く抑えられる住宅として提案されています。そして、そのランニングコストの安さが注目され一般的には「エコ住宅」とは「光熱費の安い住宅」であると認識されているようです。

もちろんこのような住宅も地球環境の負荷軽減に役に立っていますが、それ以外にも様々な方法があります。

ひとつに環境に負荷のかかりにくい建て方をするということです。

一昔前までは国産材というものは高級品という認識であったと思います。北米大陸や東南アジアの森林を伐採し、燃料費をかけ大型タンカーで日本まで運んだ外国産材の方が安く市場で流通していました。

遠く海の向こうから運ばれた材木のほうが、近くの山の木より安く手に入る時代だったのです。それが近年では国産材、県産材を使用することがコストの負担にならずにできるようになってきました。国から補助金が交付される仕組みが普及したということと、戦後植えられた杉や檜が樹齢60年を超え、建築用材に適した太さに育ってきたのが大きな理由です。

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住宅総合ランキング2024/04/16 更新

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