一般的に断熱というと、現在の床、壁、天井を壊して、高断熱材を新たに入れる、または入れ直すというのがほとんどです。
しかしそれはかなり大がかりな工事となり、解体時の手間、処分費などの費用面だけでなく、近隣への騒音、CO2排出削減から地球環境を考えると解体はなるべく避けたいところです。
通常の断熱材は仮に※壁に100mm、床には50mmという厚さのものを入れたい場合、解体して壁内、床下に施工しないといけません。
しかし近年では15mmという厚さ断熱効果が得られる真空断熱材がありますので、仕上げ材を含めても27㎜~30㎜の室内への出っ張りで納まりるようになりました。(リクシル「ココエコ」)この断熱方法は窓との取合い、扉の開閉等十分考慮する必要があります。
※断熱材の厚みは地域、断熱性能により異なりますのでご注意下さい。
ここにあげた断熱方法は、1日の内で長い時間を過ごす部屋だけ部分的に行ったりできる方法ばかりです。
暑さ、寒さのストレスからの解消が、短時間の工事で費用もお得にできたらいいですね。