それはつまり「小さい部屋」であるかどうかで判断できます。脱衣室やトイレ階段室など用途的に小さいスペースには、単位面積あたりの柱の本数が必然的に多くなります。
逆にリビングやダイニングなど大きな空間が好まれる部屋は、少なくなります。構造強度の強い場所に防災セットをしまっておけば、万が一の時に崩れて取り出せないことを防げます。
また、平成24年9月に建築基準法が改正され、家の床面積の50分の1までは「備蓄倉庫」として、床面積算定から除くことが可能になりました。
たとえば30坪の家では、畳1枚ぐらいの大きさとなります。
これから新築を予定されている方は利用されると良いと思います。さらには「備蓄倉庫」の扉を外部に設けておけば、災害時に避難を優先しやすくなります。
このように防災セットはその中身だけでなく、仕舞う場所にも気をつけるべきだと思います。