タワーマンションは耐震性が良いのですが、免震構造とか制震構造とか書かれています。では、どんな構造でしょうか。
耐震構造は、壁や柱の強度のグレードを上げ、構造体の損傷を少なくします。損傷が起きる箇所をあらかじめ作っておき、被害が生じた時にその部分を修繕し易くしますが、揺れの力が強い場合は構造体自体の損傷も大きくなります。
制振構造は、建物に地震のエネルギーを吸収するダンパーが付いています。建物の変形を抑え被害の程度を最小にします。
免震構造は、地盤と建物を積層ゴムなどで縁を切ります。地盤が揺れても建物の揺れが穏やかに伝わるため、家具の倒壊は起き難いです。
では大きな地震の場合、どのような揺れでしょうか。制震構造は、揺れを吸収するとは言っても、家具の倒壊などがあります。家具やTV、PCの固定は必要です。ダンパーが働くと音がすることがあります。免震構造の場合、建物全体が緩やかに大きく揺れます。
長い時間揺れ続き、船酔いのような気分になる方も有ります。どちらも命を守る構造ですが揺れ方が違います。
地震が起きたりして停電になると、エレベーターはもちろん水道も出なくなります。ポンプアップしているためです。復旧するまでは階段の利用になります。
ご存知の通り、ローンの支払いのみならず、マンションには管理費や修繕積立金などがあります。毎月の支払いがどのくらいになるか確認をしましょう。