以前の授業参観というと、お母さん達がスーツや着物で着飾って教室の後ろにズラーッとならぶイメージでした。 しかし、現代の授業参観とはいったいどういったものになっているのでしょうか?
母親の参加率が多いのは、昔も今も変わらないようですね。 ただ、服装に関しては比較的昔のような感じではなく、普段着のような感じで行ってもよさそうです。
その学校によって校風があるでしょうから、一概には言えませんが昔のようにスーツでかしこまっている母親もあまり見ません。 また、ジーパンにTシャツというカジュアル過ぎるお母さんも見かけますし、スーツまでとはいかないけれど少しキチッっとした洋服を着られているお母さん達もいますね。 ただ、仕事の合間に来ているお母さん達もいますからスーツの方もいるでしょう。
しかし、あまりにもカジュアル過ぎた服装で行くと場合によっては浮いてしまう可能性もあるので、ある程度清潔感のある服装がいいかもしれません。
最近では仕事をしているお母さん達は珍しくありませんよね。 授業参観は平日に開催されることが多いので、なかなか休暇をとっていくのが難しいこともあります。
基本的に授業参観は強制ではありませんから、スケジュールの都合が合わなければ無理に参加しなくてもいいということになります。 ただ、子供にとってはやはり「来てほしい・自分を見て欲しい」という思いが強いかもしれません。
授業参観が始まる休み時間になると続々とお母さん達が集まってきます。 また、子供達も「自分のお母さんが来るのではないか?」と後ろをキョロキョロ見ているものです。
そんな中、友達のお母さんが来ているのに自分のお母さんが来ていないと、寂しい気持ちになるようです。
授業参観は年に数回あるので、全部参加は無理でも子供のために時間を作って参加してあげたいものですね。
学校から帰ってきた子供は「今日学校でこんなことがあってね・・・」と嬉しそうにお母さんやお父さんに話すのではないでしょうか? そんな学校での様子を見ることができるいい機会が授業参観なのです。
授業参観の日は、休み時間くらいから学校に入って子供達が遊んでいる様子が見れます。 また、教室内に掲示してある子供の絵や書道、作文なども見ることができます。 自分の子供だけでなく、他の子供達の様子も見ることが出来るのです。
授業が始まると先生の顔も見ることができます。 子供の発表する様子や授業内容なども目にできる絶好のチャンスです。
できれば積極的に行ってみたいものですよね。 また、授業参観の日はPTAが行われることが多いので担任の先生から、子供達の普段の様子を聞く場も設けられます。
他のお母さん達もたくさん来ていますから、普段子供が仲良くしている友達のお母さんと挨拶ができますし、情報交換もできる場所でもあります。 授業参観は母親が行くイメージが強いですが、今では父親やおじいちゃんやおばあちゃんという姿も見られます。 お母さんが仕事で参加できない場合は、代わりに誰か行くことができる身内が行くというのもいいでしょう。 子供達にとっては嬉しいものです。