教育[725]

叱って食べさせたものが嫌いになるメカニズムと偏食のなおし方

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執筆者:立石 美津子
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■偏食を直すには
 
偏食を直すには感動で満ち溢れた経験をさせればよいです。
 
「なんて美味しい鰻なんだろう~日本人に生まれて良かったとこんな時、シミジミ感じるねえ~」

「鰻は○○ちゃんのこと大好きってさっき言っていたよ~」とか・・・。

餡子が嫌いな子がアンパンマンやドラえもんの好物がどら焼きだと知ると餡子が食べられるようになったりします。
 
古い例ですとポパイがほうれん草の缶詰をグイッと握りしめ食べた途端、強くなります。これを見てホウレン草が食べられるようになった人は多かったとか。

「美味しそうだな。僕も食べてみたいなあ」と思わせること。嫌いな物を叱って食べさせないことです。

■見方を変えよう
 
又、このように考えてみてはどうでしょうか。音楽で微妙な音の違いを聴き分けられる“絶対音感”。これがなければピアノをそこそこは弾けるようになっても調律師や音楽家にはなかなかなれないそうです。
 
「絶対音感」を食に転じて言い換えれば「絶対味覚」“偏食で困る“というより、むしろ、とても繊細な舌をもっていてそれが職業に生かせるようになるかもしれません。有名レストランのシェフになって多くの人を喜ばせる大人になるかもしれませんよ。

そして、食事はまず楽しい場であることが優先させましょう。
 
以前の記事「食事は躾の時間?」も参考にしてくださいね!

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