さて、言葉の虐待で育った場合、子殺し親殺しまでには至りませんが、鬱、引き籠もりなど様々な問題が後になって噴出してきます。
そして、大人になった子どもは自立でなくあなたの前から消えてしまいます。
「親を許す」「近寄る」ことは出来ず、自分がされたことを冷静に事実として受け止め、親の前から逃げて行ってしまいます。
「あんたさえ産んでいなければお母さんはもっと好きなことが出来たのに。育ててもらっているだけで有り難いと思え!」と言われた結果、子どもには「自分自身に価値がある」「自分が好きである」という自己肯定感のカケラも育っていない人間になります。だから自己肯定感を取り戻すために離れていくのです。
こんな言葉の暴力をかけている人はごく一握りだとは思います。でも、こんな悲しい結果にならないために、今、子どもにかけている言葉。少し思い返してみましょう。