「学習」することは「生きる術(すべ)」を知ることです。だから「学習」には必ず「感動」があるはずなのです。「そうだったのか!」という「感動」が「快楽」となり、またつぎの「感動」を求める。
また、「学習」することで自分の「成長」を感じる、という「快楽」も生まれます。
何か新しいことを知ったとき心の底からワクワクする。何かを自分で解決したとき、自分の成長を感じ、生きていく活力が生まれる、という「快楽」を子どもたちに感じさせなければ本当の「やる気」を引き出すことはできません。
この本当の「やる気」を引き出すために、ご家庭でできる方法はたった1つです。
親御さん自身が勉強し、その姿をお子さんに見せることです。
何かの検定試験の勉強でもいいですし、趣味の研究でも構いません。お父さん自身が問題を解き、お母さん自身が本を読む。その姿を見せ続け、しかもそのことで話題が豊かになり、充実した生活を送っていると感じさせるのです。