可愛いからと言って子どもと一緒になって「おとうたんにちょうだい」とオウム返しに真似しないてくださいね。
大人が子どもと一緒になって幼児語を使うと正しい発音が頭に入りませんからなかなか幼児語から卒業できなくなります。
(以前の記事【子どもへの影響は】大人が話しかける幼児語【あり?なし?】に書きました)
それから反対に「おとうたん、おかあたん」と言った時「ちゃんと“お父さん、お母さん”と言いなさい」と言い直しさせないようにしましょう。却って、お喋りしなくなってしまいます。
さて、幼児期にママ、パパと言わせている場合でも小学校入学を機に「お父さん、お母さん」と呼ばせてみてはいかがでしょうか。
そして3年生くらいからは人前で身内のことを言うときは「父が」「母が」と言えるように教育をしていきましょう。
言葉使いはとても大切。幼児期に耳にしている言葉は母国語の土台になります。正しい日本語の環境を与えることを少し意識してみませんか。