親子の会話でも同じような場面があります。
子「マラソン大会なんて何であるのかな?」
親「体力作りのためでしょう。」
子「明日のマラソン大会なくならないかな?」
親「明日は天気もいいみたいだから中止になんてならないわよ。」
子「・・・今日の練習でお腹痛くなっちゃったんだ。明日は大丈夫かな?」
親「1番にならなくても、最後まで走ることが大切なのよ。」
子「そんなことわかってるよ!」(…と子どもが不機嫌になってしまう。)
こんなとき子どもの心にはどんな思いがあるでしょうか?
今日の練習でお腹が痛くなってしまって、明日のマラソン大会でも同じようにお腹が痛くなったらどうしようと不安…そんな気持ちでしょう。そして親にそんな気持ちをわかってほしくて、話し始めたのではないでしょうか。
聞いてほしいときに、親の意見を言われて子どもは心を閉じてしましました。
では子どもの気持ちに共感して聞いていったらどうなるでしょう。