ダンスを習っている子どもにとって、大きなイベントが発表会ですね。 スタジオやお教室によって、1年に1度の所もあれば、2年に1度のところもあり、頻度はそれぞれです。
普段のスタジオとは違う大きなステージでの発表になるので、子どもはもちろん気合がはいるでしょうし、お母さんにとっても大きなイベントになります。 準備も本番ももちろん大変でやりがいのあるイベントですが、最近では子どものお稽古でも打ち上げをする場合があるので最後まで気が抜けません。
特に初めての発表会だと、打ち上げまでの流れがよく把握できませんよね。 他のお母さん方にも迷惑をかけないように、打ち上げでの注意点をしっかりおさえておきましょう。
まず打ち上げの種類にも大きく分けて2つあります。 お教室側が企画している打ち上げなのか?保護者が幹事をして企画している打ち上げなのか?です。
お教室が企画している場合は、先生達が中心になって企画してくださっています。 自由参加ではありますが、基本出席です。 お教室が主催しているということで、いわば公式の打ち上げになりますね。 この公式の打ち上げが企画されていない場合、保護者の中から幹事を選んで打ち上げを企画するという流れになるでしょう。
保護者が企画する打ち上げは、言い換えるのであれば非公式の打ち上げですが、こちらも生徒さんの出席率はほぼ100パーセントです。 子どもにとっても打ち上げは楽しみのひとつなので、是非参加してみましょう。
保護者企画の打ち上げの場合、先生に声をかけるのか、かけないのかはみなさんで相談したいところですね。 もちろん声をかけても問題ありませんが、先生に声をかけるとなるとそれなりの配慮が必要です。 先生の会費はもちろん保護者負担をされた方がいいでしょうし、御礼を用意する場合が多いです。
御礼と言ってもお金を包む必要はありませんよ。 お礼の気持ちをプレゼントでお渡ししてもいいですし、子ども達からの手紙や色紙でもいいでしょう。 先生に御礼をする場合は、生徒・保護者みんなからしましょう。 そのためみなさんに了承を得てから、取り掛かってくださいね。
個人で御礼をしたい場合は、他の保護者の方にわからないようにした方がいいですね。 その場合は、打ち上げの前の発表会会場を出る前などに、個人的に先生にお渡ししましょう。 後日レッスンのときでもいいですが、タイミング的には当日がベストです。 発表会の雰囲気の残っているうちに、お礼の気持ちは伝えたいですね。
幹事をする場合に、他にも重要なのは打ち上げのお店選びです。 お店の場所はお教室の近くより、会場の近くで帰りに立ち寄れる場所を探します。
発表会当日は、予定通りに事が運ばないことも多々あります。 お店の予約の時間通りに集合できないことの方が多いですので、乾杯も遅くなる可能性があります。
ましてや先生にお声掛けしていたら、子ども達よりも集まれる時間は遅いです。 先生には先に開始時間をお伝えして、始まっていても来れるタイミングで来ていただくというスタイルの方がいいかもしれません。
先生もその方が気を使いませんし、子どももお腹が空いてしまっては打ち上げどころではありませんよね。 発表会の打ち上げは開始時間が遅くなることが予想されますから、お店の席の時間にタイムリミットがないところの方が理想的です。 大人数なので席の時間の融通をきいてもらうのは難しいかもしれませんが、少し頭に入れておくといいでしょう。
打ち上げに参加する場合ですが、事前に参加人数を申告する必要があると思います。 基本的には部外者は打ち上げには誘わないようにしましょう。 家族まではOKですが、発表会を見に来てくれたお友達は打ち上げには呼ばないものです。
もし発表会を見に来てくれたお友達とのお食事など、他の用事を優先したくて打ち上げに出たくないと思ってしまったら、無理に出席しなくても大丈夫です。 その場合は角の立たない断り方をしましょう。
しかし打ち上げはほぼ100パーセントの生徒さんが出席することを覚えておきましょうね。 発表会本番を終えて、子どももテンションが上がっていますし、とても楽しい会になるはずです。 どうしても欠席しなくてはならない場合は、早めに意思表示をして幹事さんに迷惑がかからないようにしてくださいね。
欠席する場合、幹事をする必要はありません。 その変わり、他の保護者の仕事があれば進んでお手伝いするようにしてみましょうね。 打ち上げは欠席でも先生への御礼や色紙へはきちんと参加して、誠意を伝えましょう。 発表会の打ち上げは自由参加ですが、本番の楽しさをそのまま引き継いだ会になります。 思い出の一部になることは間違いありませんので、是非打ち上げまで参加して発表会の1日を楽しんでくださいね。