夏休みの工作や課題。毎年親子で頭を悩ませてはいませんか?
私の子供が通っている小学校では、学校から課題(各種コンクールなど)が一覧となったものが配布されますが、それだけでも何をするかのヒントとなり、「とってもありがたい」もの。
今回は「夏休み工作のヒント☆紙ねんど」をご紹介したいと思います。
<廃材でお城作り>
ステップ1
おうちで普段食べている食品の入ったパックなどを集めてみて、何が出来るかを考えてみましょう。
ヨーグルトのカップ、乳酸飲料の容器、ミニゼリーの容器等。色々集めて組み立て、セロハンテープなどで形をつくります。これが土台となります。
耐水性の厚手の紙容器は大丈夫かと思いますが、アイスやお菓子の空き箱などは、ボンドやねんどの水分でクタクタになる可能性があります。土台なのでしっかりしたものを選んでください。
ステップ2
そこに100円ショップなどで売られている「紙ねんど」を貼って行きます。今はカラー紙ねんども売られていますが、自分で着色したいなら白いねんどをお勧めします。
プラスチック製の容器には、比較的くっつきやすいかと思います。紙容器だった場合、ボンドなどを塗ってから貼り付けてください。隙間なくねんどを貼り付けてください。隙間があると、乾いたときにそこからはがれてきてしまうことがあります。
ねんどが余ったら、窓枠や人など、お城の装飾となるものを作っても楽しいですね。
ステップ3
ゆっくりと乾かします。早く進めようと直射日光に当てることは避けて下さい。ひび割れの原因となります。
ステップ4
乾いたら水彩絵の具で色をぬります。
この時、ねんどの種類が「紙ねんど」ではなかった場合、色がつきません。必ず「紙ねんど」を選んでください。
万が一「樹脂ねんど」だった場合は、アクリル絵の具で着色することができますので、こちらも100円ショップなどで探してみてください。
ステップ5
可能であればニスを塗ります。
工作用ニスで結構ですので、大手スーパーなどの「夏休みコーナー」などで探してみてください。ニスを塗るとつやが出て綺麗に見えるだけではなく、丈夫になります。
ねんどで作った装飾を付けた場合、それらが取れるのを防止してくれます。
工夫次第で貯金箱や小物入れなどの実用品にもなりますね。学校の課題に合わせて作ってみてください。
<ねんどでスイーツ☆クッキー>
ステップ1
好きな色で着色した紙ねんどを平らにのばし(着色は水彩絵の具で可)、クッキーの抜型などで抜きます(フリーハンドで作っても勿論かまいません)。
ステップ2
淵を指でなぞり、丸みを出します。そして歯ブラシであとをつけ、クッキーの質感を出します。
ステップ3
乾かします。(注意事項は男の子編と同じ)
ステップ4
化粧スポンジに絵の具をとり、焼き色をつけます。②で指でなぞったあたりに色を付けると、本物っぽくなります。
<ねんどでスイーツ☆アイスクリーム>
ステップ1
着色したねんどを丸め、ベビーオイルを塗った計量スプーン(丸みのある形のもの)に詰めます。ねんどは少しはみ出すようにし、つばの短い帽子のような形にしてください。
ステップ2
スプーンから取り出し、歯ブラシでたたき、アイスの質感を出します。帽子のつばの部分は、楊枝でつついてボロボロにしていきます。ボロボロになったら楊枝で本体部分に寄せてください。
ステップ3
乾かします。
<ねんどでスイーツ☆色の濃いもの>
イチゴやチョコレートなど、色の濃い物を作るときは、白いままのねんどで作り、乾いた後着色します。白いねんどを理想の濃さまで持っていくのは、とても大変です。
イチゴ
ねんどをいちごのかたちに丸め、楊枝の先を斜めに切ったもので種をつけます。
チョコレート
薄くのばしたねんどに、角材の角で縦横の線をつけます。四角く抜いて出来上がり。
出来上がったパーツを、小物ケース、写真たて、ミラーなど、お好きな土台に貼り付ければ可愛いデコ雑貨の出来上がり!
1つずつニスを塗るのは大変なので、土台に貼り付け固定された後、ニスを塗ってもいいかもしれません。
使う道具はいずれも100円ショップなどで手に入ります。 土台に貼り付ける時は、「アロンアルファ、スーパークリアX」をお勧めします。 ボンドでは、プラスチックの土台からはがれてくる場合があるからです。
子供さんがはじめると、見ている大人もやりたくなってきますよね。 口だけ出すのではなく手も出して、親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。暑いですから、ねんどは作業中から乾いてきます。ラップに包むなどして乾燥対策もお願いします。
楽しい工作タイムの参考になればと思います。
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