みなさん、今年からNISAが始まった影響で、証券会社や銀行が、投資信託の販売を積極化しましたね。
今回は、投資信託を買うときに、実際にわかりづらい部分を、ご説明しましょう!
①投資信託って?
「投資信託」とは、簡単に言えば、素人の皆さんが、その資金を、プロであるファンドマネージャーたちに運用を任せ、その値上がり益や配当を受け取る、というものです。銀行預金みたいに通帳があれば良いのですが、投資信託を窓口で買うと、入れた金額とは別に「口数」が表示された明細書をもらいます。
投資信託には、比較的安全なものから危険いっぱいだけど儲かるかもしれないもの、いつでも換金できるものから、一定期間できないものなど、種類がいっぱいあります。
②口数?
初めて投資信託を買った人は、まず「口数」に戸惑いますね!
投資信託には、株と同じように、「価格」があり、投資家はその価格で買った、ということになるわけです。
たとえばある投資信託が「15000円」の価格のときに300万円を預けると、それはその投資信託を「15000円」で買った、ということになり、口数は「200口」になります(300万÷15000)。あるいは投資信託の中には、口数がその1万倍で表示される場合もあります。そういう場合は「口数2,000,000」となっています。
入金した人は、300万円預けたのに、明細書に「200口」とか口数「2,000,000」と書かれると、なんか損した気がしますよね!まず、投資信託の場合は、ここに慣れましょう!
③投資信託の種類
昔は、営業時のリスク説明が下手で、証券マンや銀行マンに「騙された!」っていう人が沢山出ました。今ではリスクの説明義務が徹底してきたので、そういう問題は起こりにくくなったと言われています。
でも、やはり素人には難しい気がするこの投資信託について、その種類や投資法、注意点などについて紹介します。
まず、投資信託の分け方には、二つあります。
ひとつは、投資対象で分ける方法
もう一つは、換金性で分ける方法
投資信託のパンフレットに、「追加型/国内/株式」とか書いてあるのが、その分類を示しているのです。
この「追加型」のところが換金性を表し、そのあとの「国内/株式」のところが投資対象を表しています。