[床・壁・窓・天井]自然素材であれば安心という勘違い【アレルギーや湿気のこと】

自然素材であれば安心という勘違い【アレルギーや湿気のこと】

2013/12/20

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健康にも環境にも自然素材はいいですが、注意しないといけない点もあります。
漢方薬と同じで合う人と合わない人がいます。

ヒノキやヒバは香りが良く、家に入ると森林浴のような効果がありますが、この芳香が人によっては稀にアレルゲンとなりアレルギー症状をひき起こすことがあります。香りのある木材で内装を施してしまうと、後々問題が出た時は大変です。

打合せの段階から木のサンプルを取り寄せ、身近に置いておき、頭痛、痒み、発疹、くしゃみなどが起きないか確認されるとよいです。
 
漆などもかぶれたりしますが、乾いてしまうとほぼ問題はないでしょう。ウールも痒みを起こす人がありますが、断熱材での使用の場合、触れたり、毛が室内に飛ぶことはありません。
 
フローリングや石の床に床暖房をする場合は、無垢材の場合そりなどが生じる場合があります。石も割れや変色が起きることがあります。それらの不具合を避けたい場合はメーカーの床暖房用の推奨品を選択してください。

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