[エコ・省エネ・室温]我が家に合う断熱方法は?解体しない断熱工事をご紹介

我が家に合う断熱方法は?解体しない断熱工事をご紹介

2013/09/24

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断熱が必要なのは、木造住宅、マンションによって、また人による体感の違いによって何が必要かは違ってきます。
今回はご自分のお宅にはこれが合いそうというものがあればいいと思い、紹介します。

一番簡単にできる窓の断熱

建物の外部に接する面で一番薄いのが、窓ガラスです。古い窓の一枚板ガラスは5mmから6.8mmという厚さです。
冬は暖房が効きにくく、夏は暑いのは当然です。では窓の具体的な断熱方法を紹介します。
いずれも大きな工事を伴わずに、短時間で終わらせることができます。

①内窓(インナーサッシ)の取付
現在ある窓はそのままで、部屋側にもうひとつ窓を取り付ける方法です。ガラスメーカーの樹脂製の内窓、建具メーカーの無垢の木製の内窓等があります。
内窓に入れるガラスは要望に応じて、複層ガラス(ペアガラス)、Low-E複層ガラス(断熱、遮熱)などにも対応しています。

また和室用には組子(障子のようなデザイン)にすることもできます。
内窓は気密性が増すので、断熱効果だけでなく、防音効果、結露の軽減、防犯性も高まる(内窓にも鍵がついている為)、古い窓が隠れる為見た目もきれいになるなど、様々な効果が得られます

②窓ガラスの交換(アルミサッシの場合)
内窓が室内に出てくるのが嫌、2重窓は2度開け閉めするのが面倒、内窓が取付不可能な場合は、現在のアルミサッシの障子(フレーム)をそのまま利用して、複層ガラスや真空ガラス(スペーシア)などに入れ替える方法があります。
障子を再利用しているのでガラス交換の方が内窓より安い印象ですが、真空ガラスの価格は内窓より少し高めです。

また障子は変わらない為、気密性は上がらないので、内窓のような相乗効果は得られません。

次ページでは解体しないでできる断熱について詳しくご説明いたします。

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2024/11/20 更新