それから、住人同士の関係性ができているということにも注目したいです。
もちろん「 良い」関係性であることが前提ですが、全員がお互い初対面となる新築マンションと比べると、中古のマンションには落ち着いた雰囲気がします。
この事は案外と大事な要素です。
すべてのマンションにはそのマンションのルールである規約というものがあります。そこには共同で生活するための最低限のルールが示されているのですが、すべてのトラブルに対応できるような内容ではありません。
そこの住人同士が作る「自然な距離感」が無用な争いを避けているということも往々にしてあるのです。 これは永い年月をかけて住民同士が互いに知り合うことで、成熟していくもので、うまく行けばとても心地の良いものとなります。
以上のような点が中古物件の良いところをであると考えられますが、コーポラティブハウスのように新築時に住人同士の関係性が深まっていて、風通しや日当たりが十分に考えられている、代々引き継いでいけるような「財産」としてのマンションもあります。
マンション購入の際は「中古」か「新築」どういうことだけでなく、「共同で住むこと」について考えてみると良いでしょう。
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2024/11/21 更新