こちらのリフォームでも、RC造の建物のため不便に感じている「急な階段」を「ゆるやかな階段」に改修することが難しく、私もプロとして悔しい!なんとか階段への恐怖感が緩和されるように、階段で立ち止まれるように考え・・・
踏み板を「ギザギザ」に配置して、交互に足を乗せる部分を広くしました。
これは、単純に「段鼻」だけ均等に伸ばして「踏み面」を大きくしても、”下り”の時の見え掛りは既存のままで恐怖感を改善できません。それは、上から見た「踏み面」が大きくなっていないから・・・
今回、蹴上から突き出る「段鼻」部分を、交互に大きく出すことによって、上から見た「踏み面」を広げて、下りる時の「怖い」を緩和しました(^-^)
「踏み面」の一番広いところは【30㎝】として、これなら、しっかり階段を踏みしめて上れますし、階段の途中で止まったりできますね!
ちなみに、この階段の欠点と言えば・・・ 上り下りの始めの足が決まってしまうのと、ちょっとガニマタになってしまうことでしょうか?
古くて急な階段にお悩みの方は、是非、ご参考になさってくださいね!
【追伸】手すりは、お引越し後に設置されました。
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2024/11/21 更新