あなたは何色が好きですか? 家づくりには、色ってとても重要です。
ご存じですか? 年始になると、住宅会社の広告が沢山折り込まれます。 「今年はマイホームを建てよう!」と決意される方が多いのでしょうね。メーカーの住宅展示場に行ったり、地元工務店の見学会に参加されたりと 情報収取を始める訳です。
本人は、情報収取のつもりでも、住宅会社の営業マンにとっては 是非とも契約をとりたいお客様になるので、様々な営業トークを聞かされることになります。
その結果、どの会社が何を言っていたのか? どの工法を信じたらいいのか? どんな材料がいいのか? 自分たちにあった間取りはどれなのか?
こんなに高額でなければ、家が建たないのか? と疑問や不安ばかりが多くなります。
そして、私の相談も増えるのです。
住宅会社が何を言っているのかを相談者に聞いてみると・・・
自社の構造、工法がいかにすぐれているのかを説明
自社がどれくらい地元の人に愛されて社歴があるのかを自慢
自社が年間何十棟も工事をしている事例をみせられる
自社が・・・自社が・・・自社が・・・
もうお分かりですよね。 主語が「自社」なのです。 そこに違和感があり、私のところへ相談に来られるのです。
自分ってすごいだろ?自社の商品ってすごいだろ? 自分中心の思考から、あなた中心の思考に変わったら 家づくりの世界はもっと広くなります。
「そんな簡単な事で変わる訳ないでしょ?」と思われたかもしれませんが その証拠があります。
冒頭での質問を覚えていますか? 「何色が好きですか?」 私は、「あなた」を主語にして話をしています。
今回の記事だけではなく、ほとんどの情報発信がそうなっています。
そして、私たちと家づくりをされた方も同様に、住まう方が主語になった家づくりしています。 ホームページをご覧になればお分かりになると思います。
さらに、今 あなたがこうしてこの文章を読み続けている事が何よりもの証拠です。 もっと知りたければ、他の記事も読んでほしい。
普通の営業マンは、自社について知って欲しいので色々なセールストークをします。それが仕事と言えばそうなのかもしれません。 彼らは契約をとる事が仕事なのですから、責めないでください。
私は、あなたを知る事から始めます。そう、この記事の様にね。 私が「1」お話すると、あなたは「5」お話していただく事になります。
皆さんは相談が終わった時に同じことを言います。 「え!もう2時間たったの?」
適切な質問と場の雰囲気があると、あなたは自然に言葉が溢れてお話が止まらなくなります。 もちろん、建築士の知識や経験があって安心した状態が前提ですよ。
私は、自分や会社を売り込む事よりも あなたを理解したいと思っています。 そして、あなたに役立てるように私がもっている知識や情報や技術を選び提供します。
誰と家を建てるのかで結果は変わってしまいます。 これまでの方法でも構いません。間違いではないと思います。 しかし、より家づくりを成功させたいのなら、選択肢は多い方が良いと思います。
あなたを主語にしてくれる住宅会社もいる事をしってください。
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2024/11/20 更新