私、ちょっとした健康オタクなんです。
毎日2リットルの水を飲んだり、週3回スポーツジムに行ったり、サプリ飲んだりしています。 テレビや雑誌でも健康に関する情報が溢れています。
私は建築士ですので、住まいで健康になる情報を発信しますね。 やっと暖かくなってきましたが、寒いとじっとしている事が多くなかったですか? コタツに首まで入って手の届く範囲にモノが散らばる・・・・よく聞く話ですね。 室内が寒いと身体を動かすのが億劫になります。
「身体をよく動かす人ほど長生きする傾向にある」とテレビで見たことがあります。 65歳以上の方には、生活の中で40分ぐらいは身体を動かす事が勧められています。 とは言っても、特別な運動をする必要は無いようです。 家事の合間にストレッチするなど、意識して身体を動かせばよいようです。 認知症の予防にもなるようですね。
しかし、室内が寒いと動きたくないですよね。 人の活動量に影響を及ぼすのは、暑さよりも寒さです。 ですから、健康的に暮らすには、住まいの断熱性を高める必要があるのです。
あなたも聞いたことがあると思いますが 部屋の温度差によるヒートショックでトイレや浴室で倒れる方も多いです。 また、断熱性が低い住まいは、結露が発生しやすいです。 特に北側の壁に結露が多く、壁の中にカビが生える事例もあります。
では、高断熱な住宅にしたら全て解決するのでしょうか? 住宅会社によっては、極寒の国の断熱仕様や2重に断熱する工法を売りにしていますが やはり、コストが上がります。
限られた予算での家づくりになりますので、断熱ばかりに予算は掛けられません。 その地域の気候によって、必要な断熱は違います。
そして、どんなに高性能の断熱材でも、それを工事する職人さんと 管理する住宅会社の現場監督がしっかりしていないと カタログに記載されている性能は発揮されません。
高価な断熱材を使用しているから大丈夫な訳ではありません。 でも、一般の消費者には分からないし、出来上がってからでは見る事が出来ません。 それでは、困るのであなたには、特別な方法をお伝えします。
あなたが検討中の住宅会社の構造見学会に参加してください。 構造見学会とは、家を造っている途中を見学する機会です。 出来れば、寒い冬や暑い夏がいいです。 現場ではエアコンや冷暖房設備はありませんので、日当たりだけでの断熱効果が分かります。
そして、もう一つ 構造見学会には、現場監督さんがいる場合があります。 その時はチャンスです!! 現場監督さんに聞いてください。
「ご自宅の断熱は何を採用されていますか?」
家を建てていない現場監督さんだったら、
「もし、ご自宅を建てたとしたら、どの断熱材を採用したいですか?」
どちらかを質問してください。 現場監督さんは、色々な家づくりを経験しています。 どの断熱が良いのかを体感しているのです。 だって、毎日が構造見学会の状況だからです。
売り込みが無い現場監督さんの情報は、最高の家づくりの教科書になりますよ。
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2024/11/21 更新