建築士賠償責任補償制度。通称「けんばい」。
建築士が行った設計・監理業務のミスが起因して、建築物の滅失または棄損事故が発生し、建物や人に損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合に、建物の補修費用や人の身体や財産に対する賠償責任等に備える補償制度です。
これは、建築設計事務所を対象にした唯一の損害保険で、個人で設計事務所を運営している方は、絶対、入っておいた方が良い保険です!
建築士自身の身を守る保険のように思われそうですが、私は逆に、お客様を守る保険だと思っています。
万が一、事故が起こってしまっても補償制度を利用してきちんと対応できますから、個人事務所でも安心してお任せ頂けるバロメーター的なものだと考えます。
皆さんが、家づくりをスタートさせる前に、まず考える事。
それは、「どこへお願いするか?」、パートナー選びですよね?
選択肢は、大手住宅メーカーや工務店(建設会社)、設計事務所などが上げられると思いますが、アフターケアや万が一の補償の面から考えてしまうと、当然、大手の住宅メーカー等の方が「安心かな?」と思ってしまうかもしれませんね。
そんな時、気になる建築家や設計事務所などがあった場合、諦める前に、この「けんばい」に加入しているか否かを確認してみるのも良いですね。
パートナー選びの選択肢も広がりますし、その中から相性の良い家づくりのパートナーを見つけられるかもしれませんよ。
「お客様への安心のプレゼント」
そんな気持ちで「けんばい」に加入している、良心的な建築家や設計事務所は多いのですよ
(^-^)
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2024/11/20 更新