[注文住宅]【お家で失敗しないための】見積もり比較のコツ

【お家で失敗しないための】見積もり比較のコツ

2013/09/27

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こんなキャッチコピー聞いた事ありませんか?

「最低3社から見積もりを取りましょう!」
 
複数の業者から図面と見積もりをもらい比較検討して業者を決定する方法です。これを「相見積もり」と言います。身近で言えば、車を購入する時に、ファミリーカーで2000cc車をトヨタ・ホンダ・日産・マツダ・・・・と性能と金額を比較します。性能や規格についてはある程度同じですよね。
 
家電でも量販店で同じものが売られていますが、金額が違う場合もあります。これらは、数年使ってみてダメなら次に購入しなければ良いのでしょうが家の場合は、そうはいきません。だから相見積もりが必要だと言うのでしょうね。
 
なぜ、相見積もりをするのでしょうか?
業者が信用出来ないから
見積もりが無料だから
少しでも安く家を建てたいから
営業マンの押しが強いから
ま、こんな処でしょうか・・・。
 
しかし、実際は各社仕様が違って何をどう比較したら良いのか分かりません。見積もりの内訳の書き方も違います。単価の単位も 『m』なのか「㎡」なのかで違います。小さな「2」が付くだけなのに・・・・
 
結局、見積もりの合計金額だけの判断になってしまいます。また、競合の業者が相見積もりだと知ると「もう少し値引きが出来ます。」と言うかも知れません。「だったら、最初からその金額で見積もりしてよ~」と思いますよね。

何だか「相見積もり」は意味が無いように思えませんか?見積もり無料と言っても実際は、人が動いている訳ですから会社としてもコストが掛かっています。10人に見積もりを出して、1人契約出来たとしたらその契約者が9人分の見積もりのコストを支払っている訳です。

 
もっとも、その事は契約者には知らされていませんが・・・
(あ、言ってしまった。)
だから、私の会社では相見積もりをしていないのです。
 
その代わりに「予算に合わせた家づくり」をしています。何だか売込みっぽくなりましたが、とても重要な事だと思います。相見積もりで業者とカケヒキをするよりも「私たちの予算は○○万円です。これで家づくりをお願いしたい。」と真剣にお話した方が希望の金額になる可能性が高いと思います。ここまでお話したら「相見積もり」が信頼できる業者選びの判断基準になるとは言えない事がお分かり頂けたと思います。
 
信頼出来る業者とは現場見学会や相談会や完成見学会に何度も参加して
実際に家を建てている職人さんの人柄
家づくりに対する会社の思い
社長の人柄
など、時間を掛けて知る事だと思います。
 
人の性格や価値観が違うように友人が勧める業者が、あなたにとって良い業者だとは限りません。自ら行動して知る事です。
 
あなたに似ている
ご主人や奥さんに似ている
そんな業者が家づくりのパートナーに相応しいのかも知れませんね。
顔じゃないですよ。

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