4歳くらいから参加できる料理教室が増えています。
ちょうど何でもトライしたがる年頃です。家で手伝わせられるものは限られています。米をとがせてみれば大量の米を流し、野菜を切らせてみればあぶなっかしく見ていられません。
調味料を入れるくらいなから、、、と思ってもこぼしたりと、やらせてあげられることなんて殆どありません。
そんなときにオススメなのが料理教室 。包丁の握り方から調味料を計量スプーンで計る方法を習い、グループ形式で完成を目指します。
親子参加ですが親は出したい手をガマンし見守り、洗い物に徹します。子どもの足元にはステップ台を設置しちょうどいい高さになるため非常に便利です。在り来たりなメニューではないところが大人にとっても魅力的です。
そこで作ったメニューが家族の定番料理に…なんてことも。
料理の難しさはなんといっても段取りです。
火をつけながら切る作業をし洗い物をするという芸当は子どもには無理難題ですが、その難しさを垣間見る機会は大切です。
年齢の違うメンバーがグループになるので出来る事に差があります。そこで一歩先の事をやろうとし出来るようになることもザラです。
下の子に譲る場面などもありチームらしく進んでいきます。危険を伴うクッキングではありますが、料理教室のしっかりした設備で充分に準備された環境から始めると子どもたちは前向きに取り組みますし、親もじっくり協力できます。イライラせず、温かい目で見守れるというものです。
自分が作って食べるという一連のことが子どもに自信をつけます。何事にも意欲的な時期に成功体験をたくさん味あわせることは大切です。自分には無理だとすぐには思わない強い心が築かれるのです。苦手な野菜も簡単に食べます。残さず食べるということも身に付きます。いいことずくめです。
最近では食育の一環で中学生が自分でお弁当を作るという学校もあるようです。
何から始めてどのくらいで完成させるのか、経験していくと段取りが自然と出来るようになり、致命的ではない失敗が次には工夫に化けます。好きなものばかりでは色合いが寂しくなることや、盛り付けの大切さも知ります。
味覚はもちろん、視覚臭覚、全てが大切なのが料理です。出来ることが増えるといろいろなことに興味を持ちやすくなり好奇心旺盛でチャレンジ精神が身に付きます。食卓に並ぶ料理に興味を示し、主婦は嬉しく感じる瞬間が増えます。是非、レストランでランチも良いですがたまには料理教室でランチ、オススメです。
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2024/11/20 更新