住宅[373]

窓ってどうやって決めてるの?窓を考える時に読みたい記事

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執筆者:宮崎 洋
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窓にはいくつか役割があります。

ひとつは、光を取り入れるため。もうひとつは、風を取り入れるため。そしてもうひとつは、景色を眺めるため。その他デザインを成立させるためなど。それ以外にもあるかも知れません。
 
光を取り込み風を取り込む窓は、住まいにおける生命線かも知れません。居室の窓は建築基準法でも最低限の大きさが決められています。もちろん快適に生活するには光と風は特に重要だと思いますし、湿気などの住まいの健康状態を保つ上で影響力のあるものをコントロールする役割もあるのです。
 
景色を眺める窓は、ピクチャーウインドといわれるように、景色の見え方を考え、絵のように見せたりします。日本には四季があるので、絵よりも美しいかも知れません。
 
デザインにも大きく影響し、窓の大きさや形状が特にファサード(建物の顔)の印象を左右します。もちろんインテリアにも影響し、どこに窓を付けるかはとても重要な要素だと考えます。
 
結局のところ、窓を考えるという事は、外との関係を考える事なのかも知れません。外とどう向き合うか。自然とどう向き合うか。社会とどう向き合うか。そう考えると、窓の役割は、人と自然をつなぐ掛け橋なのかも知れませんね。

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