あなたは、家づくりで何が大切だと思いますか?
家を建てる事って一生に何度もある事ではありませんから、住宅会社を何社も廻って、真剣に慎重に選びたいですよね。
建ててから後悔したくないですから、心の底から納得するまでご検討されるべきだと思います。
ただ、私が建設業界で20年以上見ていると非常に多くのお客様が大切なポイントを見落としているのですよ。
外観がカッコイイ、デザイン性の高い家
自然素材が気持ちいい家
輸入住宅やログハウスなど人とは違った家
お客様が選ぶ家の基準は様々です。
では、一番大切な事って何だとおもいますか?それは、「ご家族と一緒に安心して暮らせる」です。
どんなに良い間取りやデザイン性の高い住宅でも、人とは違ったカッコイイ住宅でも、すぐにメンテナンスが必要になったり、5年ぐらいで汚れが目立って塗り替えが必要になったり、暑さ寒さが辛かったり・・・・と永く暮らせない家って困りますね。
ですから、どんな住宅をたてるにしても基本が大事なのです。
住宅としての基本性能
耐震性
耐久性
断熱性
可変性
メンテナンスの費用が掛からないアフターメンテナンス体制
そこを一番に考えている住宅が一番なんです!
特に永く住めるのに重要なのは、メンテナンスです。あなたの地元の住宅会社なら安心ですよね。さらに、点検を家づくりのプロである建築士がしてくれたらもっと安心ですね。さらに、定期点検だけではく、困ったらすぐに連絡して対応してくれたらどうでしょうか?
これらの基本が出来てはじめて、
「使い勝手の良い間取りにしよう」
「床は無垢がいい」
「壁は珪藻土の塗り壁にしよう」
「天井に梁をみせてみよう」
となる訳です。でも、実際に床の傷が気になるのであれば、傷に強いフローリングの方がメンテナンスフリーで良い場合もあるのです。これは、お施主様の価値観によって違いますね。
住宅会社によって標準仕様は違います。何が基本とされているのか?で、それがいくらなのか?基本が出来ていなくて、安すぎるのは論外です。また、デザイン費や材料が高額でも基本性能はどうでしょうか?
まとめます。
住宅会社へ行ったら、基本を確認してください。基本がしっかりとしていなと、デザイン性の良い外観・間取りでも、住んでから大変になります。
ローンの返済をしながらメンテナンスにお金は、なかなか掛けられません。