住宅[373]

【その1】現場監督のお仕事

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執筆者:前田 浩貴
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 もう一つ事例です。
外壁工事(サイディング工事)も雨天中止になります。
「壁って雨にぬれても大丈夫じゃないの?」と思わるかも知れませんね。確かに、表側は濡れても大丈夫ですが壁を張る前に裏側が濡れるとサイディングが反ってしまいます。だから濡らしたらダメなんです。
 
サイディングが納品されると雨に濡れないようにビニールでしっかりと養生されます。電動工具も使いますし、職人さんが風邪ひくとかわいそうですからやっぱり雨は中止になります。

家は環境を管理された工場で造る訳ではありません。壁や屋根のパネルを工場で造ったとしても組み立てるのは現場になりますし基礎工事は、必ず現場で造り地盤としっかりと定着させる必要があります。

だから、家づくりってとても大変なのです。
 
ここまでお伝えすると
あなたは、お気づきかも知れませんが・・・
しっかりと家を建ててくれる業者を見極めるには雨の日に無理して作業をしている業者を選ばない事です。通り雨の様な天候は別ですが、天気予報で雨と分かっていての作業です。雨でも出来る作業は、室内作業だけです。
 
街中を良く見ていて下さいね。

【その2】現場監督のお仕事はコチラ

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