家を建てる時、ハウスメーカーのモデルルームをまず覗いてみる、知り合いの工務店や大工さんに頼むという方が多いかと思います。
が、ここでは設計事務所や建築家に頼むときの注文住宅の基本的な流れをお話しします。
ハウスメーカーや工務店は、まず間取りから打合せに入りますが、おそらく多くの設計士や建築家は家に伺い雑談から入ります。お客様の現在の暮らし方を体感し、要望を聞きながらライフスタイルにあった間取りや形、住まい方を提案します。その雑談では、設計士に多くの希望など話してください。ご家族の要望を整理して、住みやすいプランニングをしてくれると思います。
ここまでで費用が発生する事務所も有れば、ここまでは無料という事務所も有ります。この時点で、建物の工事概算と設計料の話があります。
建物の内容が概ね気に入り、設計士とも信頼関係が生まれれば、設計契約となります。
契約後、敷地の調査に入ります。その結果で地盤面下の改良の有無や構造体の強度が決まってきます。測量することで建物のボリュームの限度も把握できます。プランについては、数度の打ち合わせで決まることはあまりなく、3か月~4か月くらいやり取りをして作っていくことが多いです。この実施設計期間に、詳細の決定や変更の希望を伝えます。