多くの要望に基づいて建てられる注文住宅、一体どこまで見据えるべきなのでしょう。設計の段階で出される要望は得てして、その時点での家族の要望になりがちです。ですが、時の流れと共に家族の形は変化していき、家の形もそれに併せて変化していかなければいけません。家を建てると言うことはゴールではなく、新しい生活のスタートであります。
一般的には以下のような事を想定し備えておくと良いでしょう。
・子ども部屋の数
これは最もイメージしやすいと思いますが、子供は成長にあわせて段々と独立した部屋が必要となり、最終的には子供が家を出て独立した後はその個室は必要なくなります。そしてさらに月日が流れ、今度はその子が家族を連れて遊びにきた時はその家族が寝泊まりする部屋が必要になります。時間の経過にあわせ必要な大きさや個数が変化します。
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