住宅[373]

建築家との上手な付き合い方

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執筆者:高田 和政
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皆さんは「建築家」という肩書きにどのようなイメージをお持ちでしょうか。

多くの方はいわゆる「先生」といった小難しい存在のようにとらえている事でしょう。
もしくは、ハウスメーカーや工務店の設計では得られない、

美しいデザインや間取りの提案のできる「専門家」というイメージもあるでしょう。

では、建築家にはいったいどのような存在価値があるのでしょうか。
そして、施主と建築家はどのような関係を築くのが理想なのでしょうか。

まず、建築家とは「自身の理念を建築の術を用いて体現する人」といえます。

それは画家や音楽家と呼ばれる人達も同様にそれぞれの分野で表現をしており、その理念が人々の生活や文化を豊かにするということにその存在価値があります。

ただ、純粋な芸術家である彼らとは違う点として、特殊な場合を除いて、建築家は自身の資力で表現物を造ることができません。

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