教育[725]

おしゃべりな親の子は寡黙になる?

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執筆者:立石 美津子
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ある光景④
「ママ、おしっこ」と言った時、子どもを抱えて慌ててトイレにダッシュ。

漏らさずに言葉を言わせる時間的余裕があったら「ママおしっこ?ママはおしっこじゃあないけど」と言いましょう。直ぐに反応しないで「ママ、おしっこに行きたい」と最後まで言わせてみましょう。

「子どもの語彙を増やすために言葉のシャワーをたくさん浴びせましょう」とよく言われます。でも、これは浴びせるだけでいいのです。子どもが言わなくてはならない言葉を横取りしないこと。言葉の先取り、過保護により子どもは「自分が言わなくてもママが代弁してくれる」と思い益々話をしなくなります。
 
察しが良すぎる親の子は自分が言わなくてもやらなくても親が動いてくれるので、ある意味、楽。でも、いつまでも自分で出来るようにはなりません。「お母さんもお喋りだけれど、子どもにも喋らせる」「何をほしいかわかっていても、子どもが言ってくるまで動かない」こうしていると言われなくても行動したり、お喋りするようになりますよ。

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