教育[725]

曖昧な言葉を具体的に伝える!子どもとのコミュニケーションのコツ

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執筆者:立石 美津子
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人生経験が短い子どもに曖昧な「しっかり・ちゃんと」の言葉がどこまで理解できているでしょうか。次のように言い換えてみてはどうでしょうか。

「しっかり前を見なさい」→「お母さんの顔を見て」

「ちゃんとしなさい」→「背中をピーンと伸ばして」

「落ち着きなさい」「集中しなさい」→「3時になるまで座っていましょう」

「お行儀悪く食べないの」→「口を閉じてモグモグ食べましょう」「肘は机の下におろしてね」

「順番を守って」→「ブランコは花子ちゃんが次だからね」

「きちんと重ねて!」→「大きい道具から順番に重ねましょう」

「早く片付かなさい」→「あと100数える間に片付けよう」

「きちんとしまいなさい」→「電車は電車の箱に、絵本は本棚にしまおうね」

「思いやりの心を持って、優しい気持ちで」→「友達の顔や体つきのことを言葉に出すのは止めよう、嫌な気持ちになるでしょ」

「綺麗に手を洗いなさい」→「指の間、手のこうも手のひらも洗ってね」

具体的でわかり易いです。更に命令形・否定形を使っていないので「言うことを聞こう」という気持ちも起こります。
 
子どもに言葉をかける時、曖昧な言い方は避け肯定形で言ってみましょう。是非、トライしてくださいね!

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